「私だ！ 誰だ？」を含む小説

ありきたりな異世界転生（悪役令嬢） （あぁ……きっと、私はこの日のために前世を思い出したのだわ） ストーリー通りに婚約者を魔物から助けたことで、順調に悪女（当て馬）になってい…

社屋の裏にあるベンチには人が誰も来ない。 柳瀬萌榎は昼休みになるとその場所へ行き、ひとりの時間を満喫する。静かで幸せな昼休みだったはずなのに……。 ある日突然、経理部長の行田裕章…

高２の時、果子は通り魔に刺されかけ、見知らぬ男性に助けられる。 果子はその名前もわからず容姿も不確かなその男に一目惚れをする。ところがそれが誰かは一向にわからなかった。 だから果…

　5分前まで俺は上機嫌だった。 　バーで知り合った青年が家に来るんだ。 　彼のために肉を切っていたら、突然誰かに首を絞められた。 　一人暮らしの自宅でそんな目にあってみろ、誰だっ…

修正中 仕事で疲れ果てて帰ってきたら、なんか産まれ直してた。せっかくなので人生楽しんでこうと思いました！ そうして気づきました！ 『幼馴染って優秀な人沢山いたら人生楽にならね…

シングルマザーの温子。 子どもはもちろんかわいいけれど、疲れと苛立ちを感じる日々だ。 いつものように車で娘のひなたを保育園に送ったあと、職場に向かう途中の温子に、前を走っていた…

何気ない日常には、たくさんの息苦しさやモヤモヤが潜んでいる。 人が集うところ必ずといっていいほど生じる序列や上下関係、そしていじめ―― クラスメイトから「ぼっち」と蔑まれ孤立し…

気づいたらゲームのような異世界に赤ちゃんとして生まれていた女子高生の月野奏音。 一部の記憶が無く、なぜこの世界に転生したのかも分かっていない。 そんな彼女は『アセルベ』としてこ…

高校二年生の不破後無（ふわあとむ）は道を歩けばすれ違う女子が振り返る程のイケメン。 しかし、彼には誰にも言えない隠し事がある。 ある事が理由で女子高生の〇〇を採集していた。 …

※このエッセイはお目汚しですので、レビューやハートなどは結構でございます。 私の唯一の欠点は、悩み続けてしまうところです。 展開で悩み、語尾で悩み、推敲で悩み…… この悩みグ…

誰もが崇める戦場の聖女。そんな存在になれたらなと思ったことはあった。思ったことはあったけども。 膠着した戦線。間断なく吠える火砲。血と硝煙の臭い。 ──これ、何か違くない？ 思…

◆◆◆このものがたりはこんなひとにおすすめ！◆◆◆ １、こどものころに児童文学が好きだったひと。いまも好きなひと。 ２、少年少女の成長を見守るのが好きなひと。 ３、ちょっとだけ残…

直人は、殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を最年少で継承した。殺しの師は「お前は、誰かを守ることを覚えろ」という矛盾した遺言を残す。 暗躍と暗殺の日々を送る直人の前に、天女のような美…

無邪気でポジティブな冒険者、フリージア。 彼女はいつも明るい笑顔を絶やさず、どんな苦境にも負けない強さを見せてきた。しかしその笑顔の奥には、枯れた花のように消えない劣等感と、かつ…

小説を書いてみたい！　でも途中で手が止まってしまう！　最後まで書けない！　スランプになって書けなくなった！　 この作品はそんな人に向けた創作論です。 誰か1人でも「最後まで…

「5秒が私を変えた――音と色が紡ぐ新しい自分の物語」 描けない。弾けない。自分には何もできない――そう思い込んでいた大学生の奈央。 美術館での偶然の出会いと、スマホで目にした「…

「私、何がしたいのかな……？」 進路希望調査票の名前記入欄に、自身の名前を記した後、その用紙を横目に頬ずえをつきながら、窓の外の向こうにそびえ立つ三大名山を眺める彼女は、本作…

中肉中背、パッとしない地味な顔――言うなれば、ニュースのインタビューでカメラの端っこにいる、誰も意識を向けないモブN……。その名は、北崎春成。 他の人間より、ちょっぴりクズっぽい…

私は何者なのだろうか？ 私は何処にいる？ 私とは本当は誰？ 何もわからない、何も知らない、何も出来ない…… そんな私が嫌いだった だから、私は憧れを諦めた ……けれども 『私…

私は、魔術の才を持つ。 でも、才能人としての悩みなど、誰に相談できよう。 孤独に涙を堪える私の憂いと、導き出された回答。