温厚で、少しだけ優柔不断な、孤児院育ちの主人公・フィフス。悲劇が彼を襲い、家族を失うところから、物語は始まります。一人称視点で描かれているこの作品、本当に言葉のリズムが上手くて、歌うような、爽やかな風が吹き抜けるような、独特の雰囲気が特徴です。世界観は昔ながらの児童書風。王道ながらワクワクさせられる仕掛けが至る所に散りばめられており、熱い展開に目を見開くことでしょう!大好きな作品なので、是非是非有名になってほしいですね。これからも更新楽しみにしております。
僕も龍は大好きなのですが、文章構成もしっかりしていて見習うべき点が多々ありました。龍の作品に出合えて嬉しかったです。ドキドキワクワク感があり、先を読ませるような作品だと思います。コメントにも真面目に答えて良い作者の丁寧さが光ってました。