「砂」を含む小説

クロルティーナは姫将軍の異名を持つ砦の守備隊長だ。 攻め寄せて来た砂賊を撃退するも食料倉庫を焼かれ進退きわまる。 砂賊の拠点を逆に襲撃し奪った神器で神の眷属から食料を買う。 水道…

真偽の怪しい情報を元に、平和維持軍は砂漠の中のダム警備に赴く。その一員である僕はひたすら続く炎熱地獄にほとほとうんざりしていた。予想通り半日を過ぎて敵影は皆無。そんな中ある騒動が…

「神に会って戻ってきたら、百万ドルあげよう」 すべてを呑み込む砂の魔境・白銀砂漠。 それは近未来のテラリウム＜完全世界＞の人気作品だ。 生命の存在を拒むその砂漠の奥には、神がいる…

プロフィール 緒方カズ代(主人公)4月2日生・牡羊座・A型・身長165㎝・右利き・黒髪 住所・T県芯斗市中那村地区段場院篠原初号-乙-78 T県立芯斗高校普通科三年一組 …

人が砂になり、薬物と紙より薄い神様が蔓延した世界の海際で脱出ゲームをする少女二人の観察

秩序宇宙の汎ゆる可能性が収束の果てに砂となって辿り着く隔絶異次元・終端時空漠クレプシドラ。時間の概念すら存在しない世界の中心に設置された〈機械〉は、降り積もる砂が持つ本当の意味を…

四人の高校生で彩る、小さな自殺のお話。 さっぱりとしたノリで、さくっと語る。 精神の調子が良くないのなら、お薦めしません。 スマホもない時代なので、描写がちょっと古いかも。 完…

霊を祓う、囲い師という祓い屋の物語。 近くで起こる霊的問題を解決しようと、囲い師の家に生まれた折坂　砂那が奮闘する。そこで孫を助けるため、祖母は東京の祓い屋に依頼する。 やって来…

２００１年か２００２年どっちかに書いた詩です。

アルマナイマシリーズ短編です。 「ちょっともう無理。きれいな海を見て美味しいものを食べてなおかつ昼寝したい」 作者がそんな心の癒しを求めているので、アムとトゥトゥがただバカンスす…

僕は母さんとあさりを掘る。母さんはそのあさりでお味噌汁を作ってくれる。僕はまた母さんとあさりを掘る。僕が死ぬと母さんたちは悲しむ。でも僕は、生まれ変わって、新しい母さんとあさりを…

より詳細の情報は弊舎Twitterおよびnoteにて共有しております。ご参照ください。 ・Twitter　@sanmonsha_roman　 ・note　　note.mu/sa…

短編集。

世界が終わってだいぶ経ち、なにもかもが変わった。 世界は砂に満たされて、荒くれ者がのさばるようになってしまった。 贅沢だってできなくて、だから死に場所を求めて、あてもなく旅をして…

百合×ポストアポカリプス×セカイ系 この世の果てには、一対の百合の花が咲いていた

東京都内にある講演会場。高名な文明批評家であるＸ氏に化けた悪魔(妖怪の女王)は、『文明の火』と題する講演を行っていた。そこに本物のＸ氏が現れ、悪魔の本性を暴露しようとした。妖怪の…

白と青の謂われ無き魔王、フンベルト。 魔王城とは名ばかりのバラックで、ただ朽ちていくだけの魔王に、一人の女、砂理井が呟く。 “私なら、誰よりもあなたをうまく使える。一緒に世界征…

今の天界なんて、神々しくもきらびやかでもなんでもない、ただただ命の終わりを待つだけの地獄だ。こんなご時世に天使なっても意味はあるのか？どうせいつかは砂クズになって終わるだけじゃな…