「私からあなたへ」を含む小説

「煙」の続編です。 ーーーーゆらゆら、ゆらゆら。 今日も明日も、あなたがずっと笑っていてくれるなら、私は"悪魔"になろう。 ーーーだから、私はあなたの手を離す。

祝8000PV！ 作者が商業連載で多忙につき不定期更新です。 すみません。 ――――――――――― 家庭の事情で北海道から山形へと引っ越してきた秋保鈴音（あきうりんね）は、かつて…

主人公の双葉は転生者だった。 だが転生先であまりにも天才な少女と出会う 小さい頃から共に育ってきた2人。 だが双葉は無意識で沙彩のことを救い、沙彩の愛の重さはどんどん加速し…

「じゃ、あんたは莉莉（リリ）ね」 女中をしていた蘇州の家を飛び出し、華の都・上海を訪れた十五歳の莉華（リーホア）。 中英混血の美女、蓉姐（ロンジエ）と知り合い、彼女の公寓（アパ…

　司書——それは知識を集積し、次代へと紡いでいく者。 　三大大国の一つ「王国」で司書の役目を持つシエルは、稀に王国からの依頼をこなし、偶に婚約者と会い、その他を読書に費やす引き籠…

月光色の髪。翡翠の瞳。白い肌。 誇り高く、冷たい様に見えて、ただただ優しい。 そんなあなたは、私を友人だと言ってくれた。 私はあなたの様に優しくはなれない。あなたの様に慈悲深くな…

好きと嫌いが交差してグチャグチャになる。これが大人だと勘違いしていた、大人になりきれていたと思っていた。 でも、幼い私はあなたの嘘を見破る力はなかった──。

とある事件から「女を襲うオーク」と蔑まれ、孤立してしまった少年。 そんな彼に唯一好意を抱くのは、完璧美少女だと校内で有名な先輩だった。 「——隼人くん、私はあなたのことが大好きよ…

お題をいただいて書いたもののまとめです。

私たち、あなたの一番になりたいわけではないんです――― セフレ、遠距離不倫、不倫同棲。 三つの赦されない恋の物語を描いていきます。

89歳の私 最近よく夢にみるの、まだ私が私であった時の事を。

あなたにお手紙なんて初めてで緊張しちゃうな。 今時古臭いでしょ？ 私もそう思う。恥ずかしい。 でも、本当に伝えたい事ってスマホなんかじゃ伝わらない。 特にこのお手紙なんて。 …

お父様もお母様も、お兄様だって私のことを｢可愛い」｢なんて綺麗なんだろう｣って言うの。 でもね、ある日、鏡に映った自分を見て思ったのよ。 「え、何なの、この丸々と太った豚さん⋯…

ほんの少し情緒不安定が故に何人もの彼氏に捨てられてきた伊佐名小豆と、男運に恵まれず散々泣かされてきた鞍野梢が仲良くなっていく物語。

悪女。それは烙印。何をしようと批判される対象。味方は誰もいない。そんな人物をさす。 私は大人気ゲームをしているうちに悪女に設定されたレイシーに同情してしまう。そのせいかその日…

※書籍化・コミカライズ決定しました。詳細は後日お知らせいたします。 　ルビーノ公爵令嬢ローゼリアは、死に瀕していた。親友であり星獣の契約者であるアンジェラをバルコニーから突き落と…

鬼塚健太郎は、高校2年生。幼い頃に母を失い、父親は酒に溺れて暴力を振るうため、彼は内向的で陰鬱な性格になり、学校では孤立を感じている。ある日、健太郎は耐えきれず、自らの命を絶つ決…

第二王子のエミリオと婚約していたベアトリスは、結婚式当日、しかも婚姻宣誓書に王子がサインする直前に現れた聖女のせいで彼との婚約破棄を国王から告げられる。しかし半端にサインした状態…

『生きてるだけで、えらいんだよ。よくがんんばったね。でも、私はあなたがここにくると悲しいんだ。ごめんね』 そんな一言が聞こえた気がした