「短編・掌編」を含む小説

平成の時代に残された“消えかけた記憶”や“言葉にならなかった感情”。 それらがふとした拍子に呼び起こされ、物語として立ち上がる。 ──和歌とともに綴る、詩的で静かなホラー掌編集。

X(旧Twitter)に投稿した140字小説を改定した作品です 各話に繋がりは無く1話1話独立した話となります 気になるタイトルがございましたら、そこからご覧ください 1話につ…

文字通り、他作品との繋がりを持たない短編で終わる話たちを集めた物です。単話なので完結済みとしていますが、普通にエピソードが追加されます。

一話完結型、掌編と短編を集めたものです。 アルファポリス内の別名義「憂月柘榴」に載せるものと共通の内容となります。

命の終わり、時間の終わり、関係性の終わり── 「終わり」を迎えるその時、人は何を考えるのか。 終わりの瞬間をテーマにした短編集です。

ロックンローラーは27歳で死ぬ。 目覚めたら、伝説の"27club"の前にいた。 そしてそこにはもうひとり、ぼくの憧れの人がいた。

入籍前日。なんとも形容できない、大切な存在であるレイに、最後に会いにきた。「そう、おめでとう」たったその８文字であたしたちの関係は簡単に壊れる。雨が降る夕方、あたしは最後にいつも…

断片的な情景をもとに構成された短文集です。 前後の物語は描かれず、登場人物の関係や感情の輪郭は、読後に静かに浮かび上がるよう設計しています。

意外なオチが特徴の、１分で読めるショートショート集です。 よろしければどうぞご覧ください。 ・アプリなしでも読めます。 ・目次の下から選べます。 スマホの場合、各ページにおける上…

ある喪失をきっかけに、狭い家の中で暮らすことになった「ぼく」。 それは罰なのか、それともただの贖罪なのか。 抱けなかった、守れなかった、救えなかった。 いなくなってしまった「あの…

息抜きに書いた雑多な文章たち。 アイディアの実験場および墓場。 一話完結型です。

個人的な執筆練習のために、著名作家さんの文体を真似て童話の冒頭を書いてみるというお遊びのような試みです 真似した作家さんの名前は答え合わせのページに記載しておきます 誰のモノ…

生首が落ちていたんだよ。 え〜っと思ったよそりゃあ。だって生首だよ。普通ないじゃん。首っつったら体に繋がって、人間として往来を行き来してるもんだよ。

「好き」も「嫌い」も「苦い」も「甘い」も、人が変われば、想いが変わる。 あなたの中の全ての感情を肯定できるのは、たったひとり、自分だけだと思いませんか――。 ただ感情に真っ直…

「何故信長が女なんだ？」 クラスメイトになった丸山くんから至極真っ当な疑問を投げかけられもののなんと返答したものかと悩み「えっと」と口を噤んだ。

すれ違うだけの人たちにも人生がある。想像力の欠片もない連中は、そんなことを絶対に考えないけれど、人には人生ってものがあるんだ、実は。気がついていないだけで。

街ゆくカップルを見ると、どうにも番いどちらか、あるいは双方共不幸そうな顔をしていて、実に愉快である。

地方模型店で起きた、旧キット争奪戦。

「好きなんだけど」 　突然告白された俺は言葉を失った。 　喋った事もない、隣のクラスのなんとかさんに呼び出され、何かと思えば急な好意。はっきりと言って持て余すというか、俺にはど…