「少年の初恋」を含む小説

甘酸っぱくて、読後感の爽やかなものを目指しました。 今日は学校で嫌な事があった。 そんな小学一年生の女の子、一人の帰り道。 道で出会った野良猫の後を追って、知らない小さな…

転校生の卯ノ月りるは言葉の話せない女の子だった。しかし、ある日クラスに起こった事件をきっかけに、りるは「嘘つき」と思われてしまう。 これは不思議な力を持った女の子と、真っすぐな男…

主人公の「僕」は科学の粋を極めた地下都市に暮らす少年。 ある日、忘れ去られた外の世界で一人の女性と出会う。 そこには時間軸の秘密があった。 「僕」が見たもの、彼女が教えてくれたも…

　何の取り柄もない少年が初恋で頼ったのは、数年前、縁結びで有名になった結乃神社だった。

「好きです！あなたの声を僕に下さい！」 「は？」 これが、死ぬまで仲間に笑い話にされ続ける事になる1人の少年の初恋の少女とのファーストコンタクト。 当時、中学3年だった俺…

高校２年生のタカトは不眠症に悩んでいる。理由もなく突然夜眠れなくなってしまったのだ。 だがとある音楽を聴けば、一瞬で眠ることができた。 それはアイバホールディングスのお嬢様、高…

恋愛短編集。 ①『カレナイ花』　 ②『ソノあじ』 ③『サイリウムを折らない』 ④『もんもん』 ⑤『オレンジハンガー』 ⑥『通話記憶』

　直人が、初恋の相談を持ちかけたのは、魔法研究家のおじさんだった。 　初恋を成就させるため魔法の国の入り口を探す直人とおじさんは、琴美親子に出会う。 ３人で魔法の国の入り口を探し…

　商店街を、小学生の少年と少女が一緒に帰っていた。ふと、少年は、喫茶店の中にいる見覚えのある老女と目が合った。 　カクヨムコンの短編賞に応募しています。 　拙作の短編集『日常キ…

まるで宝石のように美しい青沼。 夏樹が9歳だった頃の秋、青沼の水面に浮かぶ裸の少女と出会い、初恋をした。 少女には、ある秘密があった。 仲を深めた2人は、 10年後の秋、再会…

旅の護衛に就いてくれた女冒険者さんに惹かれて僕はプロポーズした。 （短編／一話完結） ※「小説家になろう」でも掲載しています

海は貝を抱き　 貝は真珠を眠らせる　 真珠は永い夜を眠り　 その果ての目覚めの朝　 一粒の朝露のように光を放つ　 涙にも似た輝きの…… 地球を旅立つ宇宙船と、年上の女性に恋心を…

　死んだ幼馴染みが襲ってくる。君はいったい、僕が何をしたと言うの？ 　少女が言いたかった、一言とは。 　朝読むホラー。

　朝って良いですね。今日のはじまりを告げる匂いが、僕たちの心を満たしてくれます。この物語に出てくる少年も、その朝に満たされ……ん？　彼の場合は、少し違うようです。朝の光がほのかに…

ここがどこなのか、自分が何者なのか、存在するのかしないのかすら分からない状態で、突如ボディにブローを入れられた。的確にみぞおちへ右ストレートを放ったのは、腰が曲がった老婆だった。…

　中学二年生の木立霰は、ある日、同じ教室の秋谷麦に生まれて初めての恋をした。

　私の通っている中学校の教室には春陽という名前の真面目で、すごく頑張り屋さんの男の子がいた。

夏の終わりの夕方の公園で、男の子たちにまじって遊ぶ一人の女の子。砂地に描かれたSの字の中でグループは二手に分かれて宝を奪い合う。それぞれの軍のリーダーのカズマとハルヒコは策略をめ…

思春期の少年が今はもういなくなってしまった、かつての片想い相手にあてもないまま書いた手紙。 この少年はその片思い相手が忘れられなくて、何通も手紙を書いては机に閉まってるんです。