「家族としての犬」を含む小説

夕方のスーパーマーケットの駐車場。その一角にいた十数匹の犬猫たち。 行き場を失くしたその子達の中から、突然新しい家族がやってきた。 ※夢月七海様ご企画「同題異話・四月号」の参加…

ボクと柴犬センパイのおうち時間のお話です。

日々の暮らしのなかの、あたたかい眼差し。

私には、年頃の娘がいる。かわいくて仕方がない。 その娘が今日、初めて家に「おつきあいしている男」を連れてくる。 娘の幸せはもちろん、私にとっての最優先事項だ。 しかし気に入らない…

「鈴野原小説レビュー企画」に向けて書きました。 「脈のない男×えっちで悪いやつ」と「幸せな犬の話」がくっついてしまい、こんなことに。

我輩は猫ではない。名前はイッヌだ。 これは、イッヌの一日、幸せな一日の物語。

愛犬が旅立つまでの2日間を覚えている限り書いただけのものです。少しでも興味が湧けばよろしくお願いします。 はじめての投稿ですので、お見苦しい点が多々あるかと思いますが暖かい目で…

三人で一人。三人でひとつの人生を生きてきた三つ子の物語。

ネコちゃんと呼ばれる血統書付きの猫。そんなネコちゃんから始まる山口家のお話。

母と向き合うことをやめたその日、中学生の愛凛子は、異国の風貌をした美しい老婦人と出会った。 忠実子と名乗る老婦人と友達になり、そして親友として、共に夢のような生活を送っていた。 …

私は妻の里帰り出産に立ち会うために愛犬と一緒に旅へ出た。道中、噛み癖を存分に発揮する犬に私は困り果てた。しかし、妻の実家に身を寄せた七日間で、犬は思いもよらぬ成長を遂げて見せるの…

双子の妹と弟ができた。なにかと世話をしている内に、僕はある事に気が付いた。 「あれ？　僕は人間じゃない？」 長男であるシーズー犬のホップは、二人の兄弟に悪戦苦闘の日々を送る。 妹…

お喋りも上手にできない僕の自慢は、1つ年下の弟「タイチ」。 弟はみるみるうちに成長して兄を飛び越し、置いていかれた兄は弟を誇りに思う。

人間社会で社会人として生活するシゲルは、ふとあることに気が付いた。 ──自分はただの『犬』なんじゃないか。 小さい頃から人間たちと同じ様に暮らしてきた一匹のシベリアン・ハスキー。…

プロサーファーの舜一とママ洋子はサーファーのハシリだった。サーファーが集う海辺に家を構え、ママと洋一、娘の海と砂浜を散歩している。雲で出来た犬たちを観ながら、昔の苦労話やサーファ…

傷を負った君と俺が出会った夏は、幸せな日々だったから。

その昔、チョコレートを食べることを禁じられ、口にしたことがわかると『憎悪』という罰を母親に課せられていた主人公・梨穂子。 時が経ち、大学進学を機に親元を離れ暮らしていた彼女だった…

おっちょこちょいで、おてんば娘である、チワワのナナさんが我が家の家族になるまでのお話

私の名前は、佐々木ワンコ。犬である。犬にワンコと名付けるセンスはどうかと思うだろう？名付け親が幼稚園生だったので仕方がない。 家族は父、母、明、そして礼菜。 私は礼菜と一番仲…