「存在の否定」を含む小説

【お知らせ】 仕事が落ち着きません···。落ち着くまでは、応募用に改稿していたものを、改訂版として新規にアップ（2/13予定）します。物語の１つの区切りとしては完結予定です。 …

　不慮の事故で死んでしまった私は、新たに烏有周（うゆう あまね）という生を受けた。しかも、前世の記憶持ちという特典付きで。 　オタクとしても志半ばに終わってしまった前世。そこか…

幽霊なんて実際にはいない。見たひともいない。証明なんてできない。 だからその存在を否定していた僕はある夜、幽霊を名乗る女の子と出会った。 「幽霊はね、屋上や高いところから落ちたが…

『科学万能』が謳われる時代、二十一世紀を生きる現役高校生、土御門護（つちみかどまもる）は非科学的として存在を否定される妖怪や怨霊に立ち向かう術を持つ、見習い陰陽師。 二年生への進…

悪霊、妖怪、怪異、彼ら非日常の存在は何処にでもいて人々を狙っている。 彼らの存在は科学が進歩した現代社会において、人々の混乱を招く存在として否定され、秘匿された。 裏ではその存…

　国王の弟の息子である尊人は、イギリス留学から帰国した矢先に父・伯父を不慮の事故によって亡くし、国王に就任する事になった。しかし尊人は、人権のない、お飾りにすぎない国王の存在を否…

　これは「あなた」へ向ける、最期の書簡。 　感性にばかり身を委ね、悪事からは論理で逃げる【私】は、どこぞの高専生。 　そんな【私】はある日、屋上で同級生の女子が自殺を図ろうとして…

　《異世界転生》聞いたことはあるが、そんな世界はないものなのだと誰もがそう考えていた。　だがある日ーーそれはは起こった。　会社へ向かう最中、主人公天津緑は謎の光で視界を失う。　そ…

この世界は何ですか？どんな世界ですか？ 本音と建前、常識という名の絶対的ルール、カースト社会・・・あらゆる支配下で成り立つ世界の中で過小評価どころか、評価させることも認められるこ…

　自分が叶えることの出来なかったプロサッカー選手になることを渇望する父親。 　周りの人から羨望の眼差しで見られることにのみ関心がある母親。 　子供を自身の欲望を充足させるための人…

物心ついた時からソフィアの世界は小さな集落の中の物置小屋だった。 村の人々から存在を否定され続けて十数年。 ある日、村の流行病の元凶という濡れ衣を着せられ、刃を向けられる。 無我…

【1DAYシリーズ2作目】 両親の喧嘩に心を痛め飛び出した主人公は、紫陽花園である三人の少女と出会う。　どこか謎めいた雰囲気を持つ、少女たちの抱える事情。　それに触れ、変わ…

　ハノンはスペルスピナー、物の存在を銘記し強化することで存在の弱い物を吸収する電子妖精に対抗する術者である。彼女はある日裏月世界からの侵略者ギルザス達に襲われこれを撃退するが、彼…

大企業に務めるＡ子は祖母の遺品整理をした際に一冊の日記を見つける。 彼女がその日記を読みすすめると、孫であるＡ子への呪詛の言葉に満ちていることを知る。 己の存在を否定されたＡ子は…

母から『丈夫で健康な子に育つ』という願いと『女性を大切にする』という願いを託された少年、桜井武流（さくらいたける）は、その願いを体現し見事な変態へと成長していた。 高校２年に進…

皆から嫌われ、無価値な存在と否定され続けた「バグ」。 世界が消滅する時、全ての人々が新たな世界へ旅立っていった。 忌まわしい記憶が残りつつも新たな世界、新たな縁を結ぶことにな…

この世にヒトならざる存在は多けれど、人にとって見えないものは、いないものと同義語。 見えないもの、いないものは、いつだってその存在を否定される。 今となっては彼らを見る者も、話…

田中晴臣は誰が見ても不細工かつ何の取り柄もない豚男だ。女子にはもてず存在すら否定されている。だがある日、彼のもとに自分とは正反対のイケメンが異世界からやってきた。なんでも異世界で…

地元の大学に通う学生・仁美は、大学内で出会った先輩・蜘蛛子に話し掛けたのをきっかけに、彼女の『研究』の手伝いをする事になる。 ところが蜘蛛子の研究対象は、現代では存在すら否定され…

－短編（読了時間 約３分）－　 ＵＦＯ研究家の博士は、ある時ついに、宇宙人と出会う――！ 奇跡を体験した博士。だが、そのあとすぐに……。 　ＵＦＯ研究家の博士は、頑固な性格…