「タネ」を含む小説

樹木医になるのが夢だと言っていたタツキが、逝ってしまったのは春が来る少し前。 俺はそれ以来、生きる気力を失い、二人で暮らしていた部屋に閉じこもっていた。 ある日、大学の事務室に呼…

夏休みにのんびりしていた学校のオバケ・トイレの花子さんの元へ、オバケの先輩たちが遊びに来た。『人食いリンドウ』という、オバケの後輩が生まれたらしい。

閉鎖的な空間で起きたある事件の話。

小さい頃から太っていた佳澄。その見た目のせいで友達が減っていく中、幼馴染のひとみだけが寄り添ってくれていた。高校に入学した佳澄とひとみ。二人寄り添って高校生活を送っていたのだが、…

大倭皇国連邦。 あまたの星間国家がひしめく〈ホロカ＝ウェル〉銀河系の一隅を占める小さな国。 その小国に生をうけ、辺境の惑星に暮らすひとりの少女のもとに召集令状が届く。 その地へ向…

全てはかつて実在したとされる「災厄の魔女」から始まった。災厄の魔女により平和であったこの世界は地獄へと変貌し、人々は恐怖に震えた。そこへ天から｢神子フェルディナス｣が舞い降…

とある男子高校生たちの、カードゲームの話

　私とゆいかはお隣さん。 　二人そろって高校生で、引きこもり、だけど今日も今日とてゲーム三昧。 　幼馴染ってほど、仲良くない。親友って言うほど、手放しじゃない。恋人って程、爛…

わたし、望月小百合！高校1年生の女の子！ 身長153センチ、色白華奢体型の鍵っ子なの。 ちっぱいなのが悩みのタネ。 特技は色んなものを縮小・転移する事♪ みんなも小百合と…

天才的な薬師とうたわれる青年イアクシルは、広大な土地に屋敷と、生業に最適な環境を持っていた。薬草は敷地で存分に育ち、静かで落ち着いたロケーション。彼は生家でもあるこの家を愛してい…

　俺はミステリーを書きたかった。ミス・テリーとかいう女性だったというオチのつまらないおやじギャグではない。推理モノ的な意味でのミステリーを書きたかったのだ。てかミス・テリーって誰…

〝文明の両輪〟技術と政策は、左右対称のカタチで説明できる！ （ざっくりですが）社会がわかる文明論、画期的な大発見！？ 次の作品に勇気づけられて、書きました。 『Tiny Sta…

長年飯のタネにしてきた日本史を神話の世界のあたりから、かなり手前勝手に誤訳していこうと思います。

掃除屋と黒猫シリーズ1 若き王が治める国・ジャッシュ。 王家御用達のトラブルシューターである掃除屋の藤堂灰次は、先王の御落胤がクーデターを企んでいるかもしれないと知り、相棒であり…

　とある小さな国のとある村。 　明日、世界が終わる。そんなころ。 　私はリンゴのタネを植える人に出会った。

　歌手の岩橋弘美・好美は大阪では有名な美人歌手姉妹である。ところがモノマネ芸人の芋揚太が姉の弘美の誇張したモノマネをし、姉妹は芋揚太に腹を立てていた。　 　ある夜、弘美、好美、芋…

天正18年、小田原征伐で失敗した石田三成は、鬱憤ばらしのため物の怪を退治に出かける。 陰陽道や修験道を軍事転用した技術「軍配術」を駆使し、三成は女妖怪を倒す。その正体は、神力の低…

完結しないとアップしたくない！ だけど、更新頻度を落とすのはちょっとなぁ……。 そんな思いで、今書いているものからちょちょいと出していこうと思います。 まあ、ネタのタネ程度に思っ…

100円均一。 誰もが一度は立ち寄りますね、 様々なものや創意工夫のタネと仕掛けが集まる、パラダイスとでもいいましょうか。 えぇ、 「そこになければないですね」 の一言、私達落…