「タオ」を含む小説

　その世界の人々は生まれたときから自分の住む物語の世界(“想区”と呼ばれる)の“役”が与えられる。 　そんな世界で何の“役”も与えられなかった少年エクス。彼の運命は、絶望的に方向…

エクス、レイナ、タオ、シェインが訪れたのは『不思議の国の想区』。しかしそこでは漆黒のドレスを身にまとい女王として君臨したアリスが世界を混沌へと変えていた。

「ねえ、どうして私が見えないの…？」 エクスたちが訪れた想区で出会ったのは幽霊の女の子だった。

新しい想区にやって来たタオ・ファミリーはずっと夜のまま時間が進んでいない事に気が付いて……。

「ねぇ、今回だけ、カオステラーの作る世界を…」 「レイナ！」 グリム童話「いばら姫」をモチーフにつくりました。 この話はよく知られるハッピーエンドのものと、グリム童話では語ら…

レイナの感じ取った、カオステラーの気配を辿り ある想区へと到着した、一行。 そこには極普通の世界が広がっている何の変哲も無い想区 想区の指導者である神父に招かれ、教会で滞在するこ…

　かつてかぐや姫に会った平安京。 　そこに似た都でエクスたちが見たのは、『竹取物語』のクライマックスの光景だった。 　でも、何かが違う。 　 　月から降りてきたのは、銀の鎧の戦士…

狂わされた物語を調律し、まっとうな想区へ戻すために、自由なる『空白の書』の持ち主たちは、カオステラーを探す旅に出る。 そのメンバーは… タオ「リーダーは、俺、タオ。のはず。 …

ウサギとカメの想区についた一行は、森の中でヴィランに追われるウサギのラパンを見つける。話を聞けば、かけっこの最中に親友とはぐれてしまったらしい。カオステラーの影響で一転暗闇されて…

『敵』『悪役』って、いったいどんなもの？ カオステラーによって歪んでしまった想区を調律し、本来の姿に戻す旅をしている、レイナ・エクス・タオ・シェイン達。彼等がたどり着いた次の想…

カオステラーの気配を感じ取り、次の想区へと旅立ったタオファミリー。 たどり着いた想区でレイナはその違和感に気づく。 これまで調律してきた想区と何かが違う。 そんな一行がこれから出…

銃声に導かれ、一人店の中に籠るシェイン。 普段は温厚なエクスも、ひたすら一人でほったらかされ続け、もはや我慢の限界に。 珍しく単独行動を取ったエクスは、一人の少年と出会う。 サ…

おじいさん来ないじゃん！ おむすびが転がって来てるのに！

　カオステラーのいない『ブリキの国』の想区に来た、エクスたち空白の書の四人。 　ところが、道中助けた少年はエクスに一目ぼれ。彼を妃候補として奪い去ってしまった！ 　レイナ、タ…

『私たちずっと友達よねぇ』 『なっ...あ、当たり前じゃない』 幼き頃の赤の女王と白の女王の話 ある日を境に彼女達の友情は 大きく一変した。 そう、その運命を二人は…

　あるところに小さな童話や物語の世界が想区として集まり、【沈黙の霧】という仕切りを以て形作られた世界がありました。 　想区の中では物語の登場人物たちが【運命の書】という本を持って…

宮城叶は小学二年生のとき流れ星に願った 「魔法少女になれますように」と…… その願いは１９歳の春、神の使者であり魔法の杖に変身する少女、デウスエクス・マキナと出会うことで叶う…

何度小説の新人賞に応募しても一次落ちの武士。そんな武士が 迷い込んだ世界。そこはヘタクソな小説を書く人間を皆殺しにすることを 正義とする思想に支配された世界だった。目の前で次々に…