「だいきょう」を含む小説

誰かが消える時、何者かがやって来る。それは、まるで世界のバランスを取るかのように。 現代社会には有り得ないはずの「幻獣」。 それらが害を成すと判別された時、「外界由来害獣駆除班…

きょうだいでスイカを食べた。 ジャンケンで負けた僕は、一番小さいスイカを食べた。 勝った姉と妹は全力で僕を煽ってきた。

姉から美術館に行かないかと誘われた。 別に断る理由もない。 あまり関係ないが、僕の美術の成績は3だ。

『刻つ風とかける雪柳　早花咲月の刻』の最終話「クレープ祭り」後の小噺です。

　桜が舞い春の花々が謳歌する4月。その始まりの日に緋山静也の家では家族が増えた。今までとまるで違う生活とままならない感情に静也は度々戸惑うことになる。それでもと歩む彼と家族の道が…

敬と心菜は成人したが、未だに自分たちの出生を知らない。 そこにある出生の秘密とは。

『刻つ風とかける雪柳　早花咲月の刻』の第１話「家」以前の小噺です。

『刻つ風とかける雪柳　早花咲月の刻』の最終話「クレープ祭り」の小噺です。

『第一回オカン（男子）文学大賞』参加作品です。

じっと座っていられない、 息切れする、 食べた物の味を覚えていない… 心配ご無用、身体はいたって健康です。 小さい子供達との食事にてんやわんやしてる、ただのお母さんのリアルです。

――とある町のとある日。 １人の少年が、母親から再婚するということを唐突に告げられた。 しかも、相手にも子供がいて、少年と同い年の少女だというのだ。 更に、その家族が今から少年…

ーー聖女エレナが死んだ。 その際に起きた天変地異。荒廃した世界に舞い降りた翼の使徒。 使徒は言う。エレナが死んだのは、人間に裏切られたからだと。救うべきはずの人間に、殺されたの…

母を亡くした幼い姉弟が、ある事件をきっかけにして、地域の温かい人々に囲まれて絆を深めていくショートストーリー。

夫のシングルきょうだいが原因で家庭内がおかしくなった… 義弟はストーカーでケーサツから警告を受けた… 義妹は、40歳が近いと言うのに未婚のまま… 息子は、せっかく入れた私…

「あなたと私は無関係で赤の他人。OK？」高校2年生の綾辻優斗（あやつじゆうと）は意味の分からないタイミングでの父の再婚により新しい家族ができる。しかし、義理の妹になったのがいわゆ…

　戦場で義理の妹が困っている、と風の噂で聞いた兄は動く。 「まったく一人の魔術師相手に何情けない声だしてるんだが」 「なんでお前がここにいる？」 「なんでってそりゃーこの先…

自分が好きなもの・ことでAtoZ和製版のお話達です。 一部を除き、一つで読めるようになっています。

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、 東京に住む「私」は毎日リスクを承知で通勤を続けている。 一方で、大学卒業後に実家に戻った引きこもりの弟は、 「引きこもりの俺勝ち組」などと…

昭和２０年、特攻隊帰りの青年、羊太郎は弟妹３人の面倒を見ながら生き抜こうとするが……。理想と現実の狭間に押しつぶされる物語。 高校時代、学内文芸誌に発表した作品のリライト。 本作…