「くれてやる」を含む小説

「エイガ。悪いが、パーティを抜けてくれ。これは、リーファやユニとも話し合った結果だ」 「……なんだと？」 　レオンの言葉を受けて、俺は耳を疑った。 「お前の実力では、もう俺た…

ここは『勇者学院エオルジーダ』 世界を救う勇者の素質を持つ生徒を育成する場所である。 この学院に入る生徒は、入学と同時に『勇具選定』を受ける。 『勇具選定』とは、学園内にあ…

未だ戦争の続いた時代。 1987年に起きた第一次人体変異事変から、もう何年経った頃だろうか。世界中の人間が突如として異能の力に目覚め、そうでない者は化物へと変異した大事件。 …

異能力を『スキル』と呼び、デバイスで誰にでも使えるようになった現代。 中年のフリーランスＩＴエンジニアであるイツキは冤罪によって学会を追放され、大学も退学に追い込まれた元天才科学…

──幾つもの命を奪った俺の行く先は地獄だろう。だが、あの日あの人の首を刎ねた時から、この命をくれてやるのは彼女一人と決まっている──。 ユグドラシル王国軍のとある部隊に在籍する…

金髪碧眼の絶世の美女「工藤双葉」は言った。 「洋一。私の処女が欲しければ納期までにゲームを完成させなさい。もちろん私が納得するクオリティでね」 大学二年の「藤堂洋一」は、双葉が長…

森でしめやかに行われていた葬儀に参列することになった通りすがりのわたし・アイギスローズは、異世界に転生をした前世持ちの王女。好きに生きようと決めて、魔法使いとしても剣士としても最…

「最後まで笑わなかった者に僕の遺産をくれてやる」 　果たして衝撃の葬式が始まった。

旧題　語るべき話 のんびりと南の国で過ごす若者に、使いが来た。 知り人の手紙を携えた使いと共に、江戸へと向かう。 その頃、江戸の町で、不可思議な話が出回り始める。 語り話シリーズ…

大好きな彼が求婚されてる！？ 一度は応援すると決めた…… だけど、あんな女に愛しい彼をくれてやるもんですかっ！ 大好きな彼を結婚させないために、秘密にしていた力を使うことにした…

スズメは急にキャラと口調を変えて問いかけた。 箱を1つもしくは2つとも持って帰っていい。 ただし、1つ持って帰るのなら1兆円をくれてやる、と。 ……どの選択肢が正解なわけ！？ …

下校中に偶然拾った怪しげな本。 その表紙に書かれていたのが『正しい魔眼の使い方』だった。 こういう本が好きそうな友人にくれてやるはずだったのに、本の中から妖しい少女が現れてしま…

　妾腹の第四皇子・四玄（スガン）は、責任とは無縁に皇子暮らしを享受できる今の状況を最高と考えていた。 　しかしある日、突然に皇帝から「次期皇帝になれ」と指名を受けてしまう。 　…

エアライヒテルンク帝国のある小隊に所属していた伍長「ベン・シェーンベルク」は敵国との戦争で命を落とそうとしていた。死にかけたその時、宝石の精霊と名乗るアンナという幼女が目の前に現…

『チート能力』それは異世界に行った普通の人間がスターダムにのし上がるために与えられる方法の一つ。チート能力さえあれば、無双することも、一攫千金することも、ハーレムを作ることも、の…

子供の頃に暴れたっきり暫く能力を封印していた主人公は、ある日思い立った。 思い立ったままに深く考えず行動していく彼に世界は混乱していくのだが、想定外の事態に何故こうなったと混乱し…

角川ビーンズ文庫　2018年2月1日発売！ 著：あさば深雪 イラスト：すがはら竜 定価：本体600円＋税 ISBNコード：978-4041065334 皇位継承に必要な神器―…

　絶望して自殺を図ったら、見覚えのある学校内だが知らない場所へとたどり着いた。そこでやたらと凶悪な目つきの先輩と出会う。 　校内で絶望すると導かれる平穏な場所。長く居付くこ…

「スイーツショップ　ローズマリーへようこそ。」 両親が亡くなり姉妹二人きりになったある日、私の暮らす伯爵家に叔父夫婦が乗り込んできた。 まず母が信頼していたメイド長が辞めさせられ…

売れない芸人は、突如現れたダンディズム溢れる老紳士の手によって、強制的にアクラクセインという国に連れて行かれる。 そこで彼を待っていたのは、アクラクセインでも指折りの大富豪であり…