とても面白い作品です!
まず感じるのは綿密に作り込まれた世界観です。「プロのクリエイターさんが考案したのでは!?」と思える程作り込まれた世界観で直ぐに惹き込まれます。
そして、次にお伝えしたいのは作者様の圧倒的な筆力です。以下、一部…○○が攻撃を受けて倒されるシーンを抜粋させて頂きます↓。
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その瞬間、○○の視界に一つの流れ星が落ちていった。願い事は愚か言葉すら発することは出来ない。そして聞こえるのは死神の声だけ。
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…凄くないですか?
この筆力で描かれる無駄のないスタイリッシュでカッコ良い文章に憧れすら覚えます。
物語は中盤まで学園生活パートが続くので一旦は落ち着いたテイストになりますが、19話以降は臨場感と迫力のシーンが続いて満足する事間違いなしだと思います。
途中で読み終えるのは勿体ないです。
是非、第4章最後までお読み下さい。
感動と大満足が待ってますよ!
とりあえず10話まで読んだので、レビューをさせていただきます!
まず、何より目を見張るのは情報の統制です。イルムとネイの過去、現在の状況、意味の無いようにも見える会話、それらの要素を効果的に用いています。
それによって、読者の理解が追いつけないという事態を無くし、なおかつ先を読ませたくなる効果を生み出しています。
このような、緩急をつけて、伏線や謎を小出しするテクニックはなかなかできるものではありません。
お話自体も、学園について、王族について、戦争について、過去について、軍について等々、バリエーションに富んでおり、飽きさせない工夫がバッチリです!
企画の200文字を超えているかはわからないですが、今作品の良さを簡潔にまとめてみました!1話だけとは言わず、是非とも読み進めてみてください!!!