概要
「死ねるなんて、羨ましいですね。」確かに少年はそう言った。
エアライヒテルンク帝国のある小隊に所属していた伍長「ベン・シェーンベルク」は敵国との戦争で命を落とそうとしていた。死にかけたその時、宝石の精霊と名乗るアンナという幼女が目の前に現れ、「永遠なる生をくれてやる。」と言った。若さゆえに永遠なる生にしがみつくことにしたのだが、そこからは永遠に覚めることのない地獄が広がっていた。18で不老不死となったベンは齢250となったある日、住んでいた宮殿を脱走することにする。これは不老不死になったベンの逃亡録だ。
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