「春らしさ」を含む小説

一緒に海を旅するナトリとソディ。旅の始まりから三周年を迎え、同族から「人間に捕まったらペットにされる」と忠告を受ける。実際、ナトリの仲間はすでに半数以下になっていた…… カクヨ…

「海へ行こう」 先輩は僕を車に乗せ、まだ春にもならない三月に、海へと連れて行った。 月と星の光だけが僕らを照らす中、先輩は静かな口調で話し始める。

2019年春、作者が初めて書いた長編小説 許嫁のシンが、女を自室へ連れ込んでいるという知らせがきて！？

桜なんて好きじゃない。春風にさっさと散らされてしまえ。 そりゃあ、咲いているときはキレイだけど、5日間くらいしか咲かないじゃないか。物足りないからもっと働いて欲しい。もっとわた…

創作BLワンライ＆ワンドロ！ 用に書いたＳＳで、お題は「こたつ」でした。

ある冬の日、クマさんが目を開けると一面の雪景色がありました。 冬眠していたはずなのに変です。 何故、彼女はこんな所にいるのだろうか。温かい洞穴はどこにいってしまったのでしょうか。…

改めて自主企画さんに参加させていただくための書き下ろしです。 春爛漫。 もうすぐ桜の季節ですね。その桜にちなんで書き下ろしたものです。 前回のNoteと内容は少し似てますが、でき…

ある日、高校三年生の睦岡 心春は、自分の中に温めていた恋愛について親友の如月日向に打ち明ける。 心春の心境、天弥の秘密、親友としての葛藤。様々な思いが交錯して複雑に絡み合いう--…

詩集です。短歌含め五作品入れました。 愛猫に捧ぐ 小説家になろうにも同内容で掲載しています。

6年前に別れてしまった、かつて愛していた女性の投稿を偶然発見した「私」。好奇心から、彼女の投稿を覗いてしまう。

ツキノワグマのプシェは冬籠り中に、一面の風船だらけの世界で風船と戯れて愉しい夢をみていた。 膨らませて、萎まして、突いて、飛ばして、割って・・・ 思い出に残る誰かと共に。 …

お調子者でシャイな少年の青春の一ブログです。 前回の続きですが、前回のを見なくても大丈夫です。むしろ調子に乗るので見ない方をお勧めします。 更に調子に乗ってるので、少年がウザいと…

ふるいふるい時代のかおりと、桜の枝を携えて、少年は「私」を見下ろし問うた。 「きよらな瞳のおまえの姪への、求婚のなかだちとなってはもらえまいか」と。 ――人の身にあらざる少年が名…

高校を卒業して進路が分かれてしまう二人は、最後に二人で遊びに行く。

田舎の春祭りで小屋に集められた１２人の子供たち。彼らは『トギ神さま』と呼ばれる存在のために米を研ぐ。だが、目を開けてはいけないというルールを破った子供たちに異変が起きていき…

タカキはこの春、都会の大学に進学する。 次の列車が来るまでに俺は何を言えばいいのか考える時間があった。だって、ウチの田舎の列車は二時間に一本、停車時間は三分もあるのだから。

１年の内４月しか家にいない夫を待つ妻、京香の１週間。

気が付いたら、操はいつでも僕のそばにいた。 女の子だってことは、あんまり意識していなかった。 でも、ある日、操は急に僕を避け始めた。 どうして？ 胸を締め付けるような初めての感…

春の山の中を、2人で歩く。 漂う香りは、何処か、懐かしかった。 Web文芸部の企画「春」に参加させていただくために書いたものです。

　「春はあけぼの……」と清少納言は随筆「枕草子」で言うてますが、バイクにも四季折々の楽しみ方があります。暇さえあれば走り回ってた経験を元に少しだけ京都をご案内致します。 　ツーリ…