「好きな」を含む小説

男友達のことを好きだと気付いた瞬間と失恋した瞬間が同時だった孤独な男子大学生の和志は、ある時、占い師の老婆に出会う。 老婆がくれた魔法のピアスは、心の色を教えてくれるもので―― …

放課後、学校から帰ろうとしていると前田が心理テストを出してきた。花の色は何色？　他ならぬ前田からの質問なので答えたいけど、そう言う質問、あんまり得意じゃないんだけどな。 KACの…

★熱いのが好きな人もいる。思いが通じることもある★

俺はさえないが一応売れっ子作家である。だけどお金を使うことといえば好きなアイドルに貢ぐくらいである。そんな俺はある病院で精密検査をしたいからと電話がかかってくる。俺はこの年で糖尿…

辺境伯とメイドとの間に生まれたイドラは、辺境伯の三男として領都コドラムで暮らしていた。 辺境領は外敵から身を守る、との名目の元、王より封土を賜っていたので、武芸を奨励し貴族が率先…

エクペリオン王国の国王レオンは、頭を打った拍子に前世の記憶――自分が井上拓真という人間であり、女神が八つ当たりで放った雷に当たって死んだ詫びとして、今世では王族として生まれ、さら…

――気づいたら、うどんだった。 男がその事実に気づいた時、うどんとして食べられる寸前であった。 状況が分からないまま、何とか体（うどん）を奇跡で動かす。 「クッ！　あれやこれ…

「黒い部屋は好きですか？」 SNSのDMで送られてきた謎のリンクを開くとそこにはー…。 KAC2024第７回「色」参加作品です。 びっっっっっくりするほど面白くないです。

　高校２年生の始業式、勉強だけの私の日常はガラッと一変した。 　革小物専門店でバイトを始めた私は、その店の店長・九条湊と両想いになり、お付き合いがスタート。 　少しずつ恋愛偏…

　主人公は大学に入り、けんか別れしてしまった初カノと再会する。 　別れたのは一年以上も前。気にかけていることを彼女に知られたくなかった彼は、たまたま近くにいた女友達に恋人のフリを…

中学校の頃から、気になる彼女がいた。 無理をして、同じ高校へ通う。 だけど、心の内を言い出すことも出来ずに、日々が過ぎる。 そんなある日、夕暮れの堤防で、男と仲良く手を繋ぎ、…

手紙を渡したルイカは数日後ヨリトから連絡をもらい、 ヨリトと喫茶店で待ち合わせする。 約束の日、ルイカは待ち合わせの３０分前に喫茶店に着き、 ヨリトがくるまでの間緊張し続けている…

ここは、執筆者の趣味嗜好に基づく選曲により、世界中の多彩なアーティストが手掛ける洋楽の歌詞を和訳し、紹介する短編集の置き場所です。その時々の題材となる音楽を無限ループしながら、場…

カクヨム・アニバーサリー　第7回 小さい頃って、自分の好きな色で塗るよねって話です。

美術を理解出来るのは、選ばれた人だけじゃない――はず。一枚のモノクロ写真からつながる、気弱な教師と女子生徒「瑞樹」の話。

高校一年生の凛桜三年生の春也に恋をする。 二人の恋の行方はどうなるのか・・・。

「参拝客は来ん。じゃが、錆びだけは貯まるのぅ。あ？誰が好きでこんなに静かな寺の神をしていると思う。くじ引きに負けたんじゃ」 ド田舎に位置する風月山（かざつきやま）の頂上の寺・風…

僕は、文芸部部長、文小路夜萌香に質問する。 一回だけ好きなものを透明にできる魔法について。 KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～ 7回目お…

　多数の側面を持ち信仰というトリビュートを得る神々、下々の悪魔どもを従える詐欺契約の魔王達、残酷さそのものの総体である果て無き巨体、黙示録の四巨神、宇宙外の実体達の下僕である掠奪…

前世でその筋では有名な傭兵でプライベートではものすごいミリヲタで大抵の兵器の全てのことを知っていると言っても過言ではない主人公はある特殊作戦中に仲間に裏切られて死んでしまったそし…