「他人だから…… 短編」を含む小説

　お題「21回目」 　人間として評価された数値の上限を１５とした場合、 　他人から見て、俺の数値は７らしい。 　男性側と女性側、互いの数値の合計値が２１以上の場合、 　恋人に…

創作をつづけていけば、他者の手がけたものを必ずどこかで見ることになります。 これは、創作を続けていたとあるふたりの人間が、自分や他人に向けた想いを打ち明け、それを通して⾃⾝の⾜…

高校受験の帰り、私は道に迷って知らない街に来てしまう。イマジナリーフレンドのミナトと何とかしようとするけれど……

少しフェチな嗜好を持った人たちの恋模様を描く、独立した短編。 章ごとに登場人物が違うのでどこから読んでいただいても、話は分かります。 ※「ピアス」「靴」には学生時代に部誌に載…

他人に興味がないナツミは、フユノソラという作家の詩集を見つける── フユノソラの詩を読み中傷に駆られるナツミだったが………？

本人は「言い分」と思いたいが他人から聞けばほとんどが「言い訳」と聞こえてしまいますよね。 さぁ、人生を楽しむためのhow to短編小説を是非ご一読下さい。

私をホームから突き落とそうとした男が白状することには、「百万円あげるから、あなたを殺してくれって頼まれたんです」…… 一体誰が、私を殺そうとしているのか？ 他人が嘘をついたらす…

まだ花も葉も無い桜の木の下の、陽光に佇む美少女。 つぶらな瞳は、右は茶色く、左は青みをおびたオッドアイ。 僕が君に出会った日、君はレイラと名乗った。 本名は神呂木 妙《たえ》。 …

　オカルト研究会のある中学校のお話。 　部長の九条楓はこの世の中に超常現象がないことを証明するためにオカルト研究会を作った。 　悪魔召喚を行うとねこみみのついた子供が現れた。…

ごく普通の高校生、榊謙一（さかきけんいち）は朝、幼女を助ける。しかし、その幼女はお礼も言わずにその場を去ってしまう。謙一は心の中がモヤモヤする中、１日を過ごし、帰宅しようとする。…

「好きとか嫌いとか、よくわかんないです」とひねくれている後輩女子と、 「ああわかったわかったじゃあビール飲も」と諭す先輩男子のはなし。

私にとって大切な人。 その人を私はどれだけ愛しているのだろうか。 その人と手を繋ぎたいぐらい？ その人と結婚したいぐらい？ その人が犯した罪を自分が代わりに被れるぐらい？ そんな…

　祖母の訃報を受けて里帰りする僕。 　先に祖父を亡くし、たった一人で暮らしていた祖母の晩年は痴ほう症に悩まされる壮絶な日々だった。 　僕が最後に祖母に会ったのは大学の卒業を報告…

他人から触れられることはできるのに、他人に触れることができない。 そんな、触覚の片病という架空の病を題材にした物語です。 以前某サイトで書いた自作からアイディアだけパクって短編に…

※読了後、要解説文ご一読。(誠に恐れ入ります) 血の繋がらない両親に愛されない子供たちは多くの血を流してでも彼らと“血で繋がった”親子であろうとします。 しかし結局最後まで愛情…

七星佐久間は妹を愛していた複雑すぎる家庭環境が原因で妹と他人となってしまった。しかし家族が別れても学校で同じで以前よりも絆を大事にするようになる。 妹はクイズ部に行こうと何の前触…

僕には、血の繋がらない3つ年上の姉がいる。マイペースで、掴みどころがなくて、他人想いで、不思議なものが見えて。僕はずっと、そんな姉に振り回されてばかり。これは、姉と僕が生まれ、共…

　ある週末の夜、目も眩むほどのブランドスーツに身を包んだ、若いカップルが、高級店が立ち並ぶビル街を訪れる。男が案内してみせた、予約制の店は、ほどなくして床が透けて、下階の酒場の様…

全7話。 友情と恋愛を通して、隣に寄り添う人の暖かさに気付く物語。 抻毅(しんき)…過剰共感体質であり、他者の表情から情報を多く引き出しすぎてしまう特性を持つ。そのため、常…