「わからぬ」を含む小説

春の選抜甲子園、決勝でノーヒットノーランを達成した明豊学園の投手、クリス。自他ともに認める大天才であるが、地方の秋季大会で弱小校のバッター、相良にホームランを打たれたのが気がかり…

毎日更新が目標です。1000字くらい。 そのときどきで書きたいことを書くので先はあまり考えません。 分岐Aは重め、Bはライトな仕上がりとなっています。

　11月22日今日は彼女の誕生日だった。会社を早々に切り上げ愛用の自転車を走らせる。 　もう何度目になるかわからない登り階段を駆け上がり玄関の扉を開ける。 「ただいま」 　…

　気が付けば婚約破棄断罪イベント真っ最中。もう詰んでますよねコレ。せめて死亡回避の為出奔して冒険者になろう。異世界だし、高性能ボディだし、ヒャッハーしたいし、いいよね。 　乙女…

　魔族を滅ぼすために異世界に勇者として召喚された五人のうち、主人公だけがそうではなかった。一安心したが、召喚された国は彼を異端者として抹消しようとしていた。 　勇者たちの助力で国…

人―― 　那月悠椰(男)：主人公さん。なつきゆうやと読みます。身長１７２ｃｍで、黒髪短髪。全然ニートとかじゃなくって、普通に学校も行ってたし、剣道部で主将とかをやってたとっても強…

自主企画「私ならこう書く、短編リライトの会」の参加用作品です。リライト作は原作者の許可を得ています。 オリジナル「喫茶カテドラル」 ヘミングウェイの「殺し屋」を下敷きに、想像の…

詩は、大抵の場合、書いたそばから私の手元を離れていく。 どうしてこんな言葉を書けたのか、今となってはもうわからない。 それでも、誰かに読まれたいと望んでいるのは確かなので。 壜…

ひさしぶりに好きになった人の恋心を忘れてしまった私。彼とのエピソードを思い出し、書いている今日。どうすればいいかわからない辛い今を綴った、ノンフィクションな詩。

高校二年の始業式。代わり映えのしない面子と、当たり前だからこそ穏やかで心地良い日常が、また始まると思っていた。唐突に、銀色の異分子が現れるまでは。思い出す過去と、揺り動かされる今…

百回目の痴情のもつれで、腹を刺された俺様ことデンドロビュウム。目を覚ますとそこは見知らない部屋であり、見知らない子供がそこにはいた。なんと俺は幽霊になり、未来に来ていた！　未来で…

どこでもない国。回る風車。科学を操るエーテルの吹きすさぶ風。魔法の行方。遥か彼方見渡す星の都が支配する夢のような空。 地上。力の門。並ぶ幾千もの都と白い塔。海に点在するアホウドリ…

今日も私は家に帰りたくなくて時間をつぶす。家には父の再婚によってできた小学生の義弟がいるけど、どう接したらいいのかわからなかった。

転生とかじゃないです。初手から異世界です。 ・世界概念 六つの大陸と三つの海、あと島がある世界。魔法やらドラゴン、よくわからん魔物もいる。 ・魔法について 魔法は自身の魔力によ…

この小説は所属する文芸部の部誌用に書いたものです。普段は４つのテーマから一つ選んで書くのですが今回は「蚊」「風鈴」「幽霊」「七夕」というテーマだったので全て使いました。 内容です…

捨てられた、そんな悲しい幼い記憶。 わからない、わかりたくない、あの頃の自分。 そしてなぜか、今はそんな僕のそばに、四季を過ごそうと笑う人がいる。 銀城蘇芳【@shi…

　唐揚げの味を巡る論争。

隣のクラスの相模くんは 何を考えているかわからない 黒猫を追いかけていたとか 道端で花の観察をしていたとか 色々な噂がある 不思議な雰囲気の男の子 ひょんな事から…

知らなくても問題ない。 でも知っているとちょっと役立つかも？ そんな服飾事情（主に下着のこと）をちょっと調べていたので、 ヒストリカル物書く人とかで、必要な人のお役に立てれば…

吸血鬼は絶滅寸前に追い込まれていた。――二十年前に突如始まった『戦争』によって。 吸血鬼のわずかな生き残りであるイーニッドたちは、深い深い樹海の中にそびえ立つ、『館』…