「魚じゃないよ🐟」を含む小説

電子ジジイが死んだ。 おじいちゃんのお葬式のため、僕はお母さんの実家へ行くことになった。 そこは小さな漁港町。若い人が少なく、魚臭くて、潮風に錆びてしまったような寂れた町。 そ…

ししゃも。それは人類が発明した奇跡の食べ物。 キュウリウオ目キュウリウオ科の小さな魚を改良したものである。 ※他のサイトでも公開しています。

紫色の大蠍、絵描きの大山椒魚、その恋人の鮎。水脈にて繰り広げられる小さな命と記憶の物語。 (こちら、拙作『お咲にどうぞ』の外伝となっておりますがこちら単体でお楽しみいただけます)

いつからか周りと違うことを感じた魚が夜な夜な静かな海を徘徊し、様々な海の生き物と出会い会話を重ねることで自分探しをする。

遠い昔に為って仕舞った昭和の野生児、今では都会に飼い慣らされて仕舞った元野生児が、野生児だった頃の思い出…。

ひとまず第一部完の一区切り。 完全に終わらせたつもりはありませんので、続きを書けるように余白は残しています。

〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉 　マイアミのビーチで遊んでいた若いカップルが、空から降って来たホオジロザメに襲われる。 　事件の捜査に当たった市警のマーティー警…

パチ狂い浪費癖持ち人魚の先輩に、人間の後輩が映画を見に行くついでに個人間取引を持ち掛ける話です。

RPG風の魔法世界が、呪術の工業化に向けて動き出す。 激動と変化の時代、少年少女たちは世界を相手に戦う。 第1巻（アーカイブ終了）。 物語の舞台は、戦争が激化している星辰帝国…

モンスターは、架空の存在ではない。人間を襲い、そして食べる。だから排除しなくてはならない存在だ。そのために、エクソシストが尽力している。 そう社会の授業で習うが、モンスターなど見…

暗い部屋の中、水槽の明かりが私を照らしている。 ネオンテトラが数匹、少しの水草と流木、数個の石。 私の部屋にこの小さな世界が出来たのはつい最近のこと。 「もっとお魚…

運転手を務める俺は、水槽の中で飼われている熱帯魚のようなものだった。 手に汗握るハードボイルド・ミステリー。 梟シリーズ、第３弾（本作品、単独でも楽しめます） https://…

表の顔は『何でも屋』、だが本業である裏の顔は妖魔を浄化する『祓い屋』。 ある日妖魔に襲われた高槻柊也は、大和継という青年に助けられる。 『よろず屋やまとなでしこ』という何でも屋…

私の作品には珍しく、ハッピーエンドにできなかった話です。

ファンタジーで釣りすると、たまにこういうのあるよな。（※重複投稿しています）

社会での生活に疲れてしまったた『僕』の元に、『兄』からゼリーが届いた。 一見すると海の風景を模した青色の美しいゼリーだったが、そのゼリーの中には、なんと魚が泳いでいるではないか─…

　これは思い込みが激しい人間の物語。 　これは単に直感がモノを言うだけの物語だ。 　俺の名前は山形次郎。つい数ヶ月前までサラリーマンだった。 　俺が何気なくテレビを見ていた…

都会のマンションにジャージー牛、アスファルトに魚たち。少年は過去の武蔵野に生きていた生物を見る目を持っていた。ある日、きれいなお姉さんに頼まれて、かつて流れていた川の源流を探すこ…