「短編(一話完結)」を含む小説

人は人生に一度きり、月降る夜に出会えるチャンスがある。その現象が起きる条件は、夜の海を崖から眺めること。遠く離れた月が、降ってくるらしい。 私は手ぶらで、月降る夜を見に来ていた。

ペット探偵が本格的な謎を解く、安楽椅子探偵ミステリです。 ミステリファンの姓名鑑定士・私、パートナー、親友、ペット探偵の四人が湘南のカフェで織りなす、謎解きミステリ。 連作短編、…

かつて死は恐怖の対象であった。死の４と死の１３はその死に形を作った。恐れぬようにするために。しかしてその死は人によって歪められた。……やがて最後に死の６が生じたのだ。

人が死んだ先には本屋があった。 人々は今までの人生を本にして本屋に残し、新たにまっさらの新品の本を手に入れ新たな人生を歩む。 今までの人生である本が見つからない少女コルクと、店員…

スキー、スーパー大回転に挑む大学生、塩原蓮華と、三顧の礼で彼女の指導をすることになった後輩、野澤穂高。 大会で勝つために、ずっと前を向き続ける蓮華と、かつての事故の傷を引きずる穂…

一話完結の日常短編をちょっとずつ。 ちょっとした気持ちや、ちょっとした出来事を集めて、並べて、映します。 あなたの心もありますように。

「洗面台の赤い女」という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか？復讐、怨念、悲嘆、慟哭、色々あると思います。 是非皆さんの脳内で、その「赤い女」の姿を思い浮かべながら読んでみ…

【夏祭り企画】 （2016初稿・2023改稿）

ある朝突然、同級生から体の異常を指摘され、それに気付いた主人公。苦悩の末に選んだ結末は…

【30分小説】会議 （2012初稿・2023改稿）

RPGも時代とともに変わらなくてはいけないのか？ ショートショートです。

テンプレ短編一話完結。 政略結婚の意味を考えてみれば、これで万事解決！ 魔法のある世界ですからね……。

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。 そんなBLがあってもいい 思い付きのBL集

　これは、君（読者）に向けて様々なヒロインがラブレターを送る連載短編。 　青春を、今ここに――――

特に何も決めずに100文字以内で何かを表現してみます。 ジャンルも何も決めてませんが、エッセイ扱い…かな？

さびれた遊園地で暇をつぶすナナは梅雨のある日、飛び降りようとする女の子を見つける。なんとか引き止めたナナは彼女と話すことに。次第に彼女と彼女の話にナナはひかれていく。