皆さんのおすすめの◯◯教えて!

霜月

霜月さんにインタビューしてみた件!

「こんにちわーー!【如月さん、拾いましたっ!】より来ましたぁ、佐野睦月です!! この度は、『皆さんのおすすめの◯◯教えて!』という、うなべさんの自主企画に参加をしまぁす!! いぇ~~い」



 ぱちぱち~~。



「なんですが、作者の霜月さんが、エッセイを書いても全く、面白くないことに気付いたので、今日はインタビューに行きたいと思います!!」



 ズボンの後ろポケットからマイクを取り出すと、目的地へ向かって歩き始めた。



「あ、着きましたね! 意外と綺麗なドアです! 開けてみます!」



 ガチャ



 あぁ。部屋の中は汚いな。片付けられないタイプか。部屋を片付けないから、お掃除ロボットが詰まらせて止まってますけど。



 椅子に座り、脚を組む人間に声をかける。



「霜月さんですか?」

「あぁ、そうだ」



 本人でしたぁ。頬杖付いて感じ悪いです~~。まぁ、無視して質問へいきたいと思いますわぁ。



「おすすめの曲はありますか?」マイクを霜月へ向けてみる。

「nothing manですかね」誰ですか。



 霜月は話を続ける。



「昔の恋人が私のために朝方4時までかけて作ったドライブ用CD(3枚作ってくれた)の中に入っていた曲なんだ」



 すごい執念ですね……。

 なんとなく向けたマイクを下げる。



「幸せの順番という曲があってね。『幸せの順番が今僕とあなたに来た~~幸せなんだ 僕は今日 この人生で良かったと思ってる あなたで良かったと思ってる』ってところが好きだ」


「私には幸せが何かは分からないがな」は、はぁ?



 なんかちょっといい歌詞。結婚式とか良さそう。あなたで良かったって良い。俺にも幸せの順番来てほしい……。はい! 次行きます!!



「自己紹介お願いします!!」



 もう一度、霜月にマイクを向ける。



「霜月。年齢、性別は秘密。自己紹介って何

を話すの? 好きな食べ物は明太子。しらすと明太子と大葉のパスタが好き」どうでもいい!


「最近買ったものはLED付きハンディファン。1時間でLEDが付かなくなった。いや、そもそもLED機能は必要だったのか? でも羽が光ってたらかっこよくね? 光らなくなったことに絶望。せっかく買ったのにぃいぃいぃ!!!」



 どうでもいい~~。ハンディファンにLED機能要らんでしょ。扇風機光らせてどうすんの。そこに投資する金がもったいない。



「もっと自分のことを話してください」



 霜月は少し考えて口を開いた。



「グミを一袋食べると腹を壊します。なんでですかね? あれはビタミンCがたくさん含まれているから?! マックを食べた後のような腹の下り感に似ています!! あ、でもグミを凍らせて食べた時は下りませんでした!!! いや、そもそも一袋全て1人で食べること自体がイカれてるいうことでしょうか?!?!」


「……お腹が弱いだけでは?」

「ぁあああぁああぁあぁあ!! 腹がぁああぁああ!!!! 」

「今一袋全部食べたの?!?! 食うなよ!!! なんで今食べるの!!! ちょっと!!!!」


 霜月はお手洗いへ行った。



 というか、普通にスルーしたけど、グミを凍らせて食べるって何?! 美味しいの?! なんで凍らせて食べようなんて思うの?! その発想自体がまずイカれてるとは思わないのかぁああぁああぁ!!!



「…はぁ……ただ、冷たくなって、固くなるだけです…はぁはぁ…美味しさは失われます…はぁ…」

「なら凍らすな!!!」

「グミアイス的な……アイスの代用を試み「はい、キリがないので次行きます!!!」



「薦めたい自分の作品は?」ひとつしかない。


「『如月さん、拾いましたっ!』です。それしかないし」


「簡単に内容紹介して?」



「拾われたぽんこつイケメン小説家の如月と、スパダリという名のおかん兄睦月、腐った妹の卯月の日常生活を描く、シチュエーションコメディです。ちょっとえっちなシットコムです」


「ほんと、ドタバタドタバタぎゃあぎゃあ!あっあっ♡してる1話完結型小説ですね」


「キャラクター達の思い違いや食い違いで笑ったり、時々、ノスタルジーだと思われます(多分)」



「本編は運営のガイドラインに違反し、R18相当だと判断されました。正式にえっちな小説だと認められた訳です!!!!」

「なに言ってんの!!! やめて!!! 違うから!!! 恥ずかしい!!!」

 



「……こんなんでいいのか?」霜月は睦月に訊く。

「いや、知らんがな」



 手に持っているマイクを机の上へ置いた。



 まぁ、正直、このインタビューが良いか悪いかなんて俺にはよく分からないし、面白いともあんまり思えなかったけど。ここまで読んでくれた方には感謝を伝えたい。



「ここまで、意味わからんストーリーに付き合ってくれた皆さん、本当にありがとうございまぁす!!」


「これからも霜月さんと『如月さん、拾いましたっ!』及び、Xをよろしくお願いしま~~す!! ばいばぁーーい!!」



 睦月は満面の笑みを浮かべ読者に手を振った。






 あとがき。


 カクヨム自主企画、皆さんのおすすめの◯◯教えて!参加作品。


 ……(笑)が私の感想です。本編の執筆もせずに何を書いているのでしょう。


 インタビュー形式で、自分語りをしてるとはいえ、如月さんを読んでる方がこれを読めば「こいつ作者だな~~」感はあるかもしれませんね。


 ちなみに霜月が語ってることは実話です。



 宣伝!!

【如月さん、拾いましたっ!】

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皆さんのおすすめの◯◯教えて! 霜月 @sinrinosaki

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