「奇」を含む小説

父方の家系の長男は代々霊感を有し、母方の家系は一族皆何らかの力を与えられ生まれてくる。 そんな両親から生まれた筆者はハイブリッド、両家系の力を持って生まれ幼い頃から怪異は付き纏い…

少年は森の中で図書館を見つける。優しい彼から図書館を案内され、夕方、少年は彼とともに帰り道を前にした。 「君は好奇心に気をつけないといけない」 優しい彼の言葉が綴られるにつれて、…

平和な時代に、戦争の素人が娯楽［エンターテイメント］の一貫で歴史の本を書いたことで、歴史はただ暗記するだけの詰まらないものと化してしまいました。 『事実は小説よりも奇なり』 こ…

町内会からの連絡。壁が下りてきます。

夏休みを利用して近くの森で肝試しを決行する僕、西川、小室の3人を正体不明の怪異が襲う。

――昭和35年、東京。 呪いの蛇を身体に宿したツツミは、和紙を千代紙に染める楠染工の三代目・霧衣に会う。彼は〝この世ならざるものたち〟を花鳥風月の図版で包み、天に贈る〝紙屋〟であ…

あるところに、雄猫がいた。雄猫は食べるものがなく、河原で生死をさまよっていた。そんな猫を救ったのは訳あって旅をしていた一人の娘。猫は娘とともに旅をする。旅をする中で、猫と娘の間に…

地元で何かが起き始めている。 人が消え、心が透けていく。 きっかけは“青いチケット”。 タウン誌女性記者はそれを追いながら、 やがて自らもその闇に飲まれていく。 大河ロマンのプロ…

夕暮れの歌を聞くと蘇る記憶。 あれは、私が人魚だった頃の忌々しい想い出──

あやかしが支配階級として君臨する帝都。 薄幸の少女、桜子は、妖狐族の家に引き取られて虐げられながら暮らしていたが、売られそうになる。 危機を助けたのは、あやかし族の皇子、京也だ…

「さあ、“すりつぶして”差し上げますわ！」 これこそが、パトリシア・ウインク先生が事件を解決する時の決め台詞だ。 信頼と実績のウインク探偵事務所へようこそ。凶悪事件から魔法犯…

臆病で内気な皇女×国家転覆をはかる逆徒の将。活発で勝気な皇女×国を導く若き皇太子。 二人の皇女の恋は、その美しき国の行く末を左右する。 亜州の小国“宵暁国”の皇族、久遠院家には…

魔法ファンタジー、現代ファンタジー、ラブコメ、ゆるふわ等々。基本一話完結の短編置き場です。 ※たまに続きものの時もあります。 ※不定期更新です。

とある地方都市にある 「宵の森」は時に「迷いの森」となる。 悩みや心配事を抱えた人たちは、誘われるかのようにその森に入り、彷徨う。 そして出会う、迷いを解き出口へと導いてくれる存…

二年前に突如として始まった内戦は既に勝敗を決する処に至っていた。長崎を目指して歩き、撃ち、踏み越えるだけの戦争だった。あの日までは..... 内戦末期の大宰府、瓦礫だけが残る旧市…

王都の片隅でひっそりと営業している、旅の宿トマリギ亭。 宿の主は、訪れる旅人が語る物語に今日も耳を傾けます。 人魚姫との友情を貫く船乗り。謎の声に悩む図書館員の女性。 故郷に植…

やっていることも、名前もちょっとユニークな会社代表は強面。だけど実はちょっと繊細。そのお顔のおかげか？エピソードに耐えません。ウチの強面マンと、強面マンを取り巻く日常のちょっとし…

「怖い話」の短編集です。 「怖い」という感想に反応して、各タイトルに★が付きます。 それでは始めましょう。 よろしくお願いいたします。

時空超常奇譚７其ノ壱. 悪魔との契約を結んだ男は魔法の杖を手に入れた。 悪魔は、代償に魂は不要、杖の使用期間は1年限り だと言う。 悪魔のシナリオは何か。詐欺なのか、それとも男…