概要
歴史の本とは別の視点で武田信玄という人間を描きます!
平和な時代に、戦争の素人が娯楽[エンターテイメント]の一貫で歴史の本を書いたことで、歴史はただ暗記するだけの詰まらないものと化してしまいました。
『事実は小説よりも奇なり』
この言葉の通り、事実の方が好奇心をそそるものであるのに……
歴史の本が単純で薄い内容であるせいで、フィクションの方が面白く、深い内容になっていることが残念でなりません。
過去の出来事ではありますが、独裁国家が民主国家を数で上回り、戦争が相次いで起こる『現代』だからこそ、この歴史物語はどこかに通じるものがあるかもしれません。
【第壱章 独裁者への階段】 国を一つにできない弱く愚かな支配者は、必ず滅ぶのが戦国乱世の習い
【第弐章 川中島合戦】 戦争の勝利に必要な条件は第一に補給、第二に地形
【第参章 戦いの黒幕】 人の
『事実は小説よりも奇なり』
この言葉の通り、事実の方が好奇心をそそるものであるのに……
歴史の本が単純で薄い内容であるせいで、フィクションの方が面白く、深い内容になっていることが残念でなりません。
過去の出来事ではありますが、独裁国家が民主国家を数で上回り、戦争が相次いで起こる『現代』だからこそ、この歴史物語はどこかに通じるものがあるかもしれません。
【第壱章 独裁者への階段】 国を一つにできない弱く愚かな支配者は、必ず滅ぶのが戦国乱世の習い
【第弐章 川中島合戦】 戦争の勝利に必要な条件は第一に補給、第二に地形
【第参章 戦いの黒幕】 人の
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!こんな今だからこそ読みたい「信玄」
歴史の面白さって、こういうことだ。
読みながら何度もそう思いました。
史実を丁寧に拾い集め、練られたロジカルなストーリーは、冷静でありつつも情熱的です。
あの時代を生きた人々、それぞれの戦い方、戦略、政策に触れ、読み進めれば武田信玄、織田信長、徳川家康を始めとした戦国武将たちのまだ見ぬ姿、魅力を堪能できるはずです。
(私は武田勝頼に惹かれました。家が滅んでしまったため暗愚に描かれがちな勝頼ですがそうではない姿をこの物語は見せてくれました。知勇ともに優れ思慮深く、人として正しい道を行こうとする姿、しかしそれは独裁者、英雄とは異なる道で…… 切ないなぁ)
また、国、民、お金、戦争の関係が…続きを読む