「おまえ」を含む小説

8人の男子高校生が作り上げるラブストーリー。 ＊ＢＬ（ボーイズラブ）です。 ＊性描写ありです。

ウォッカは残念なことに冷えてさえいなかった。俺の隣で、カウンターに突っ伏していた、薄汚れた男が話しかけてきた。 「パリは燃えているか？」「おまえはヒトラーか」

駆け出しの勇者が駆け出してから早一ヶ月。 なのにまだ初期ダンジョンさえクリアできていないのは何故なんだ？ どこかハードボイルドなファイア（初期魔法）視点から送る、RPG風ファン…

SNSとは スーパーナチュラルサラリーマン夏田古文時だが、咄家じゃない

旧友のKは永遠に対する畏怖に取り付かれた男だった。それを克服するべく、時間の特異性の問題に取り組んだ奴は非可逆性の謎を解いたと言いだした。おまけに、この世界にはもう一つ時間次元が…

俳句が趣味のボクの前に現われた同級生、雅島はこう吠えた。 「ハルヒだ！　おまえの俳句を上達させるにはハルヒしかない！」 馬鹿が付くほどハルヒが好きな男と友人になったことで、 …

　幽霊の姿を見ることが出来る主人公が、神社に居続ける犬の幽霊を見つけて……というお話。 　 　1997年頃に、ライトノベル／ジュブナイル系小説誌への投稿を目的として執筆した、原稿…

ヒトと、人工知能の物語です。 １話読みきりの短編、連作形式になっています。 ２部をちょくちょく、不定期に更新中。

「私だ」「おまえだったのか」的な、神視点でつづられる短編連作ミステリ。

うららかな春の日、下校中の俺の前に頭に竜を乗せた女騎士が現れた。 「おまえ自身にはなんの恨みもない。だが、おまえには死んでもらわなくちゃいけないんだ」 問答無用で切りかかってくる…

　男はローカル線沿線のとある集落に伝わる「阿仁マタギ」という狩猟民族の話に興味を持ち、旅に出た。単線の長いトンネルの闇に老人が現れた。それからというもの、俯瞰で不思議な世界が広が…

＊頂いたお題一覧 「残虐、楽天的、無邪気、眼鏡、超ピュアピュアハート、ノート、病弱、隻眼、靴ひも、声帯、裏切り」

共和国近衛騎兵であった「私」ことボブは所属戦隊の全滅後、陸軍へ都落ちし、新規編制された騎兵大隊を率いて帝国との新たな戦場へ向かう。そこで出会ったのは、かつて所属戦隊を葬り去った敵…

おまえのママは人魚姫で 陸に可憐でちいさな娘を残し 海に還って行ったんだよ、と。 –––それは、あたしが眠ってしまう迄、 夜ごとパパが聴かせてくれた物語。 ▼title／Shk…

　センギィは剣士斡旋専業の吟遊詩人。 　剣士全盛のこの時代、詩吟と歌奏で志願者を優秀な剣士と喧伝し、しかるべき先へ就職させるのがその仕事だ。 　今回は、若い剣士志願者を地方領…

時は超遠未来。 そこは数百年の間、世界大戦が続く戦争世界だった。 人々のささやかな幸せや愛情や希望が気まぐれ一つで虫けらのように殺される世界。 最悪、最強と呼ばれ怖れられるも、と…