「俺の SF」を含む小説

西暦一九七五年。思念素《スピリウム》と呼ばれる非物質元素と、それを自在に操る人間、能力者《スピリッター》の発見によって、世界は目覚しい復興、発展を遂げた。 時は流れ、二〇六〇年。…

第五回こむら川朗読小説大賞

シンギュラリティが起こってAIたちが政治的主権を握ってから数十年が経過した。 時は2070年。 AIは人類が実現できなかった核廃絶を成し遂げた。 AI知能による介入で紛争がな…

　超能力があったとしよう。 　それで見ず知らずの人が救うことが出来るだろうか？　答えは否。 　結局、人を助けることがが出来るのは、一握りの特別な人間だけで、俺のような無力な凡人に…

「俺はタイムループしているらしい」 先生の相談から始まる非日常にワクワクしつつも、ある理由から先生を守り、先生のために存在している女子高生が、選択を迫られるお話し。 悩みつつも先…

２０２７年７月１日、内閣府は閣議でヒートアイランド回避環境措置案として函館遷都を決める。しかし本来の目的は、津軽海峡を跋扈する、中国艦隊・ロシア艦隊への大きな牽制である。 勿…

パイオニアオブエイジ（POA）。 世界情勢の混乱化を目論むテロリストの無差別攻撃に対抗し、武力を持って排除する、対テロ組織である。 臨時警備士の職で世界を転々とする中、POAにス…

■あらすじ 　「今どき宇宙船を操縦できない男なんてありえない！」クラスのヒロイン、エミリア・マーチンが放課後、大きな声で言った。それを聞いたクラスメイトたちは、密かに発奮していた…

リメイド……人間を人間たらしめる一つを作り替えられた者。パートナーの力を借り、人間以上の力を発揮する。 １、あることから透明人間となってしまった日暮透《ひぐらしとおる》。しかし…

悪夢に見る、近未来の廃墟になった渋谷での市街戦。 第一一一小隊の歩兵となった『俺』は土砂降りの渋谷で応援を待っていた。 やがて味方の偵察砲弾が周囲の敵配置を明らかにし、小隊は進軍…

俺の名は寒風寺零。巨大学園の外れにある、旧校舎へとクラスを移ってきた。 俺が編入した二年Ｍ組、通称「捜査壱係」は凶悪犯を捉える学園内警察組織だ。 俺は普通じゃない仲間たちと、「黄…

かつて地球を異世界より現れた侵略者達の手から救った軍人・英雄(ひでお)。死闘の末、心に傷を負った彼の元に再び侵略者の魔手が忍び寄る。 　心の傷を無理矢理塞ぎ、再び戦火に身を投じる…

　中学3年の時に彼女と別れてしまい、今もなおそれを引き摺っている高校2年生の霜木斗（しものぎはるか）。 　過去のトラウマを乗り越えた矢先に、元カノと瓜二つの女子高生とすれ違い、…

“神”が相談を持ちかけてきた。 「なあ、そろそろ人類を滅ぼしてしまおうと思うんだけど、問題はないかな？」 ほう、と俺は思った。 今までにないパターンだ、と思った。 （…

異世界転生しました。メスガキ神様に会いました。なんか雑魚とか思われてる能力【補填】をくれました。 しかもレベルMAXで上限突破の神仕様。 なるほど、これが「な○う異世界転移」です…

これは我々の研究所が保有する最重要機密文献の1つであり、閲覧には所定の段階をふむ必要がある。しかし、概要の閲覧は許可されている。 以下はその概要である。 俺は人間だ。 …

世界は今、滅ぼされようとしていた。 突如として世界に出現した無人殺戮機械群“機械帝国”。 兵士として機械帝国との戦いに臨んだ戦場で、青年ライアは、異世界から来た巨大な人型ロボット…

南の島で釣りを楽しむ予定の「俺」は、曇天の船着き場でとある女性と出会う。 島で生まれた彼女は、かつて「魚に呪われた」ことがあるのだという――。 ぽつり、ぽつりと、彼女は島で味わっ…

板野かも様主催の自主企画「匿名短編コンテスト」に参加した作品たちです。 【始まり編】 　「星の心臓」 　　「お嬢様は魔法が得意」のことの起こりの魔法アイテムの始まりの話です。 …

この世に絶望した青年の元に突如現れた死神。 死神は寿命と引き換えに願いを叶えるという。 彼は何を願うのだろうか。