「ホラーではないかも」を含む小説

「私ね、おまんじゅうとカップ酒が怖いの」 友人の望月とコンビニに買い出しに行った帰り、彼女は小学校２年生の時のトラウマになった出来事を語り始めた。それは立派な怪談だった。 ※…

海外ホラー風短編集。怪物ホラーや怪奇幻想文学を目指したホラー作品集です。 収録作：「エーゼルランド島の怪物」「フラッフィー」「緑の沼」「死体処理」「ある幻覚剤について」「ウォータ…

北見時生、職業は弁護士。趣味は女性を凌辱し、殺害することです。 さあ、皆さんゲームの始まりです。

　『ミルナの怪』＝2022年に某匿名掲示板の「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない？」というスレッドに投稿された話——いわゆる洒落怖。 　『ユウナの呪』＝怪談作家兼オカルト…

N県にある霧鷹山、一〇年前、飛行機墜落事故が起こった山。 墜落による乗員乗客の死亡者はいないが、一組の夫婦が運悪くクマに食い殺される。 その日、嘉賀紘真は祖父と共に、この山のキャ…

思えば、あの日。 血のように真っ赤な夕焼けを境に私たちの日常は恐怖に蝕まれた。 地の底から染み出した恐怖は、やがて私たちの平和な日常を食い破る。

ある日、チャイムがなり、まさるの母は扉を開けた。 扉を開けると宅配業者の男性が居た。 ある物を受け取りに来たと言う。 ある物とは……。

「私物のペンは使うな」 仕事で使う文房具は 自分のモノは使わない方がいい。 「《《あいつら》》、ついてくるんだよ」

　中田上神（なかたかずわ）は赤い部屋で目をさました。 　学生服の中に入っているのは赤い口紅。 　赤いパソコンを起動させると、《あなたは｜が好きですか？》と文字が表示される。 …

35歳の誕生日を迎えた主人公は、自分の顔にシミを見つける。 そのシミは陽気に名乗ってきた。 「ハーイ！ボクはシミーだに！これからよろしく」 その日から主人公の日常は、シミ…

ぼくの名前は殿村暁（とのむらあかつき）。中学一年生。 　ぼくには三人の大好き親友がいて、大切な家族がいる。将来の夢は人の役に立てるお医者さんになること。平和な町で家族のような人…

真黒な神様×問題を抱える男子高校生が主人公のBL （仮）の為いつか書き直すとしてから数年経っている… ホラーというより、ちょっと内容がアングラ＆アウトロ的なので苦手な方はご注意下…

『【三題噺 #50】「喧嘩」「紋章」「つぼみ」』によせて書きました。

『夢』についてのあることないことを研究する少年少女5人組。 それは怖い夢や楽しい夢、悲しい夢などたくさん。 『正夢』という夢が現実になる現象を体験するため、色々な方法を試すのだが…

女の世に対する葛藤と心情によってどんな地獄が語られるのか……。

　幼女に与えられる奇跡は、やがて赤い鮮血を呼ぶ。 　過疎の田舎町の酒造の一人娘「紀枝」は、二ヶ月前には母を亡くしたばかりだった。 　だが、父は言った。 「お父さん、再婚するからな…

〇第1部 精神病棟を見舞う任務を引き受けたペテロ修道士は、前任者であるトマゾ修道士がつけた日誌を手渡される。そこには彼が体験した恐ろしい事件の数々が記録されていた。 そして、その…

三題噺「喧嘩」「紋章」「つぼみ」によせて書きました。