「くれ」を含む小説

はじめは夏休みの宿題でした。作文が書けなくて母に相談すると書き方を教えてくれました。母は何でも知っていました。そして教え方もとても上手でした。母に教えられると僕はすぐに書けるよう…

僕は、弱かった。 出来損ないだった僕を、ずっと励ましてくれていた双子の兄を守れない位には――。

時の流れというのは残酷である。 　今をときめく高校生、小堂 苺。 　その正体は魔法少女であり、"死相"と呼ばれる怪物と戦いつつ日常を過ごしている。 　戦いの中で友情を育み、恋を…

　いつからだろう。 　私の所だけ雨が降り続いて、どれぐらい経つのかしら。 　雨が降ってなくても、私には降り落ちていく。 　私は雨に嫌われている。 　だから嫌がらせのように雨を降…

目を覚ましたら暗くて狭いところに閉じ込められていた。そこはタンスの引き出しの中。 こんな事をしたのは最後に会っていた叔母しか考えられない。いつも笑顔でとても優しくしてくれた叔母は…

鳥尾巻も歩けば丸太に当たる。 棒ではない、丸太だ。 このエッセイは、生まれ落ちた時から、何かに惹き寄せられるようにシュールな展開に巻き込まれる鳥尾巻の、不思議人類図鑑である。 …

「人間との恋なんて、俺には縁遠い話だ」 小さな町に暮らす魔法使いの俺は、師が遺した少女の面倒を見ながら穏やかに暮らしていた。 だが、そんなとき「娘を助けてくれ」と血まみれの男…

中学時代、密かに想いを寄せていた彼が、ある日突然、彼女の前から姿を消した。消えた彼への未練を抱えながらも、彼女は新しい日常に少しずつ向き合い始める。 新たな未来へ一歩を踏み出す彼…

世界からはみ出ないために今日も普通を守る。限界でも逃げたくても、辛くても、それでも私は普通でいなくちゃいけない。でもその考えを変えてくれたのがあなただった。

やあ！主人公のジェフだよ！ おいおいどうしたんだい青白い顔しちゃって！ ブルーライトを浴びてるだけ？ ＯＨ〜強がりはよしなよ。 しょうがない、僕の話で暖まっていってくれ！ 実はこ…

母親を亡くし虐げられ、不幸になった少女は生贄に差し出されたのですが、旦那様は優しく紳士な妖怪でした！？ 柚結《ゆゆ》はお母さんと二人暮らしでした。 とても貧乏でしたが、小さな茶…

どこまでもかわいいあたしは､恋をする。 なんであの人は振り向いてくれないの？ 晶の華です。 短編を書きました。かなり攻めました。 ぜひ読んでください。

ペンダントが繋ぐ、幼馴染同士の一途で鈍い恋心。ほのぼの恋愛ファンタジー短編小説。 「またやってくれたわね、ノア・フェリス……」 手を震わせ呻く少女、エリー。毎月、断っても送られて…

異世界トリップをした当日にガラリア国王の病を治療した白波由麻は、聖女として城に迎えられた。 聖女の力とは、『この世界に在るものを描くとそれが具現化する』というもの。 しかし由麻は…

クリスマスイブの1日、画家と少年とお嬢様がそれぞれ大切な人のためにどたばた奔走する話 くれは様のアドベントカレンダー企画に参加させて頂いています！何卒よろしくお願いいたします〜…

「あ、手紙をくれたのは君？」 「は、はい！　先輩のこと素敵だなって思いまして！」 　体育館の側、告白される先輩男子と思いきって告白する後輩女子。青春の１ページである。でも、この語…

幸せな高校生活。君はとってもかわゆいのだ。 だけどもどこかで一転ブラックライフ・ファンタジー！ 最後まで読んでくれ、きっと脳みそが壊れる。

　亜人を虐げる人間族を全て滅ぼし、多くの血の上に獣人のみの世界を築き上げた冷酷非道な狼人の王、リカント。 　そんな彼の元へ、ある日突然一人の少女が現れた。彼女の名前はペコラといい…

密かに思いを寄せていた君島くんと付き合うことができた瀬里奈。友達は祝福してくれた、と思ったが放課後に呼び出されて……。

何も考えずに書いているから、そんなものだと気楽に読んでくれ！ 役に立たない一言辞典。というか辞典ですらない。 ※この知識を披露し、社会的信用を失ったとしても、当方では一切の責任…