私が雨を嫌う理由

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概要

『また来年、ここで紫陽花を見に行こう』、そうあの人は約束してくれた。
　いつからだろう。
　私の所だけ雨が降り続いて、どれぐらい経つのかしら。
　雨が降ってなくても、私には降り落ちていく。

　私は雨に嫌われている。
　だから嫌がらせのように雨を降らすのだ。
  • 完結済 全1話
  • 1,746文字
  • 更新
あさぎ　かな＠電子書籍二作目
  • @honran05

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