「酒場」を含む小説

うち、故郷で魔法の基礎だけ覚えてきて、ついに都会出てきて酒場で登録した。ここはうちと一緒に冒険したい仲間おったら、人を紹介してくれるらしい。うちレベル１やし初級火炎呪文しか使われ…

「おかしい、なぜ俺の叙事詩が二桁PTなんだ……」 　冒険者アッシュは苦悩していた。 　彼の住む世界ではプレイヤーズ・テキスト――すなわち神々へ奉じる自身の冒険の成果を綴った叙事詩…

古き良き「ゲームブック」です。 効率よくシナリオを回って、ドラゴンの襲撃に備えてください。 ―――――――――― 攻撃力：0 耐久力：0 仲間： 道具： 残るシナリオ： 2 …

遠い銀河の惑星デッドストック。テラー帝国のとある酒場「ゼリ庵」。大魔導士シファは料理が運ばれてくるのを待っていた。そこに訪ねてきた一人の男。シファに儲け話を持ちかけてきた。（カク…

マッチョはお好きですか？　綺麗なオネエさんはお好きですか？ 異世界に迷い込んだ主人公は欲求不満だ！ 主人公は酒場に男漁りに行った！ ミス！ オネエさん達に先回りされていた！ こ…

アメリカは西部開拓時代。寂れた街で胴元兼用心棒をしているクリスは、この一週間、仕事もせず酒場の二階にある部屋へ篭っている。かつての仲間を名乗る男が、彼を殺そうと下の酒場でずっと居…

あの「境界線崩壊（バウンダリーロスト）」以降、現実と虚構がデタラメに混じり合ってこの世界はしっちゃかめっちゃか（ヘルタースケルター）になってしまった。秩序を取り戻さなければ、人類…

私は酒場で男装姿の女性を目にする。彼女は賭博師であり、美女であった。コッドピース（14〜16世紀にヨーロッパで流行した男性のファッション。性器の保護にポケットを兼ねて股袋をつける…

ファンタジー短編。 荒れ果てた岩石砂漠の街。他の土地から移住してきた女性が、用心棒を雇って酒場を開店する。が、突然始まる、嫌がらせめいた、奇妙な客の闖入。それは嫌がらせではなく実…

ひょんなことから異世界に連れて行かれた副島サトル（17）は鼻ほじりの天才である。 異世界においても鼻ほじりで彼の右に出る者はなく、サトルの経営する鼻ほじり屋は大盛況。 サキュバス…

　ギルド難民のおれの楽しみは、酒場で安酒を呑みながら喧騒に身を委ね、昼下がりをまったりと過ごすことだ。時折、ギルドで紹介してもらう薬草運びで酒代を稼いでいる。そんなおれが、大鎌蛙…

一年後、その女は店にやって来た。

どこかの街にあるという最強の酒場 何が最強でなんだろう？ そもそも酒場が最強ってどういうこと？ そんな酒場を訪れる人たちの絡み合う物語

かつて人類大陸を魔族の脅威が襲っていた。 人魔戦争。 その猛威の最中、突如として現れ魔族の首魁たる獣王ベルギアを単騎で打ち果たし人類を救った伝説の英雄がいた。 ――戦神ヴァ…

素材屋としての仕事を辞めて数年、グロストはある国にいた。 彼は数年経った今も未だ何をするべきか定まらず、何をしても、楽しいという感情が芽生えない、味気ない日常を送っていた。 彼が…

唐突に身近な隙間（天然モノ）にハマった友春と、そのこだわりを聞かされる羽目になる亮の酒場トーク。 貴方には心の底から好きだと思えることは、ありますか？

　孤児院出身の少年、シオンは働いていた酒場をクビになってしまう。 　途方に暮れていた彼に声をかけたのは、一人の少女だった。 　冒険者になって自分とパーティーを組もうと提案された…

とある街、バーのカウンターにて。 エーミールとラルスはただ何を話すでもなく酒を飲んでいた。 二人とも随分と飲んでいて、それでも酒は喉の奥に消えていって。 次第に酔いが回った二人は…

商売もろくに出来ない呑んだくれの道具屋が、ある日いきつけの酒場の主人に可笑しな話を教えてもらう。 何やら童話に登場する死神の祓い方だとか── 落語の一噺『死神』をモチー…