「百合(ガールズラブ)」を含む小説

目が覚めたら、誰かがシャワーを浴びていた。いくら考えても、昨日の記憶がない。ペタペタと近寄ってくる"誰か"の足音は、私がくるまっていた布団を取り上げて笑った。

世界を滅ぼす女神の傍らには、痩せた少女がいた。何百年を生きた、万能の女神。しかし少女は、女神の苦悩に気付いていた。 ◆役割に支配された女神と、その女神を慕った少女のお話。

私は、気づき始めていた。男の子よりも、女の子のほうが、好きだって。 そんな私は、異性が好きな人から見たら、「変」なのかな。ずっと、隠して、生きていかなきゃならないのかな。そんな、…

私たちには、二人で暮らす上で定めたルールが三つある。 一つ、朝ごはんは先に起きた方が作ること。 二つ、ケンカをしたら次の日までには仲直りすること。 それから、三つ。

修学旅行の夜、同部屋になった、堅物で友達がいないクラス委員長、一花にスマートフォンを没収された主人公、詩織。実は一花は、詩織に対してある感情を抱いていて……

立ち入り禁止になっている屋上でお弁当が食べたい女子のお話。 カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～ 応募全作品が…

とある女子高には適任者に王子様という役を強いる”ルール”が存在した――

人間、イル子。職業、ルールワーカー。ルールをつくる、カタいお仕事。 猫型亜人、クルシュ。職業、なし。しょせん猫だからね。 今日もクルシュは三角耳とアンテナしっぽを立てながら、 …

付き合っているけれど、中々友達の域から越えられない二人。 一歩進むために、定番の映画デートへ。

放課後、女の子二人で狐狗狸さんをしようとしたら男性が乱入してきた。

小夜がラブレターをもらったと、私は知っている。だけど知らないふりを決め込んだ。なのに、小夜はその清らかな想いを伝えようとした。そうされても私は自分の想いを伝えられない。私の望みは…

天野蜜月と朝坂小詠には、秘密の関係がある。 恋愛交換日記――それも、ただの恋愛交換日記ではない。 恋を知りたくて始めた彼女たちの、二人だけの秘密の妄想恋愛交換日記。 それは、互い…

海外留学中の恋人の様子が、どこかおかしい。

女の子同士の恋愛を書いてます。 会話はありません。 口に出すことはやっぱり勇気がいるんですよね。当たり前のことだけど。

私の好きな子、いっちゃんにラブレターを書こうとしたものの全然うまくいかず書き上げることができなかった。ところがその翌日……。

告白の練習台になると言い出した親友こそが、私の好きな人だった。 私は女で、好きな人も女の子。 ずっと言うことさえできないと思っていた「すき」の言葉を伝える機会をもらった。

【百合】卒業を迎え、誰もいない教室に佇む。先輩は、愛しい後輩から”匿名”のラブレターが送られてくるのを待っていた。 ◆完璧美人先輩と、その先輩に憧れつづけた後輩が結ばれるお話。

八重子と夕菜は、お互い恋人同士。初めての二人旅となった温泉旅館の一室で、お互いピンクな想像をしていたが、ふとしたきっかけで、夕菜はうっかり眠ってしまい……

ホワイトデーのお返しをする話