「知らぬ」を含む小説

俺の名は不知火傑≪しらぬいすぐる≫、どこにでもいる大学生だ。普通の家庭で普通に育ち、普通に大学に通って普通に生活をしている。趣味も普通、友人たちも普通。何もかもが普通な俺は、当然…

　東の魔女の呪いによりおんな魔女の数が激減し、魔女は滅びゆく種族となった。残されたおんな魔女たちは『サバト』と呼ばれる魔女政府を作り出し、種族の保存に努めている。 　西の村に住む…

※コンテスト用に考えた物語の出だし部分なので、完結になっていますがスッキリと最後まで話は進んでいません。構想のプロットは最後に書いてあります。機会があれば続きを書くかもしれません…

　勇者になりたかった。 　英雄になりたかった。 　誰よりも強くなりたかった。 　でも、僕は成人の儀で女神様からスキルを授からなかった。 　だから冒険者になるという夢を諦め…

ある日の放課後、俺は下駄箱に女子からと思われる封筒が入っているのを見つけた。 何かの間違いだろうと思ったが、宛先は俺。 差し出し人は飛び級して高校に入ってきた秀才美少女。 落第し…

ある大地の大国、アルガリア王国の第2王女、エリーゼは何一つ不自由の無い窮屈で退屈な己の人生を嘆きながら、日々を淡々と過ごしていた。 「御伽噺に出てくる、あの優しい泥棒の様な人が…

グレイスの失踪と共に発生した異形の影。風神ですら知らないと言う影の発生により、世界はより歪んで変質していく。そんな中、意識不明に陥った水神を見守るチガヤだったがーー 崩壊と再生…

学園祭パーティーでエメリーン・ロジャーグリフ公爵令嬢は、王太子アルフレッドに婚約破棄された。それは大方の予想りだったが、エメリーンが一言も反論せず、素直に婚約破棄を受け入れたこと…

知らずにいじめから救ったヒロインが重い女の子になっちゃうお話。

　推し活の資金確保のため坂井康行は家事代行のバイトを始めた。今回の依頼先はなんと推しのアイドルである白崎真希の家。 「姉崎真希こと、白崎真希でしゅ」 「う、う、嘘だろ！？」 …

街で男に絡まれていた旅の少女を助けた猫科亜人種のジャムと鳥科亜人種のケツァール。ブラウニーと名乗った旅の少女は、何者かに命を狙われているという。 ジャム達はブラウニーを匿うことに…

　国家の守護者たる国立国教騎士とは血統と才能がすべて。血統と才能の世界であった。それが世界の常識であった。長い歴史を持った王侯貴族が圧倒的な力を持ちすべてを支配していた。 　王…

僕は誰ですか？ あなたは、僕のなんですか？ 忘れちゃってごめんなさい。 覚えていなくてごめんなさい。

次の話へリンクを貼る技術をまだ覚えていないので、読んでくださる方はお手数ですが、このページに戻って各話をクリックして下さい。（と思ったのですが、お話をサイトに公開したら、自動的に…

　悟は毎日夢をみる。それは決まって、知らない女性が出てくる夢だ。 　夢の中で、確かに名前を呼んでいるのだが、なぜか目覚めると忘れている。 　しかし、他の事はよく覚えていて、彼女の…

この世は天界、人間界、魔界で成り立っている。 その人間界に、『人間の成り損ない』と蔑まれて育った一人の人間がいた。 それが僕、レイル。 全ての人間が５歳で受ける神殿での祝福で、た…

宮廷魔導師のルネには国を守るための秘密がある。 ある日、隣国から使節団の一員として魔導師のレグルスがやってくる。ルネは彼に秘密を知られてしまい――。

モンスターに追われていた男爵令嬢フリート・モンスは謎の少年に命を助けられる。 己の名前も知らぬ少年を、フリートはネモと名付け、従者である「ミーレス」とする。 魔力を使用しての…

ミズキさんの自主企画『【質問企画】作者様へ１０の質問!』に参加してみました。

隣国である帝国の王位継承争いにより、歴史が大きく動いた後の話。 ある村の一番の働き者と知られている青年が、ある憧憬を持って、騎士になろうとする…… はたして青年はどうやって勇者と…