「前に」を含む小説

昭和50年、松沢小学校5年生の夏休み前まで、この界隈に住んでいました。当時は10歳でしたが、私にとっては思い出がいっぱい詰まった場所です。いつか郷愁の散策に出かけたいなと思うこと…

大財閥の出自ながら捨てられた子・神園無(かみのその　ない)と、 心を壊したライター・雨野零夜(あめの　れいや)が織りなすミステリー 少しだけＢＬ風味です 設定自体は、１３年ほ…

わちおさんからいただいた文章で作っています。 これはいつかの記憶だ。 私をあの場所へ連れて行ってくれた列車が、目の前で停車している。 今を生きる私にとって、過ぎ去った日々は文…

クリスマスイブの日。 自宅マンションへと帰ると、隣室の前にうずくまるギャルがいた。 「鍵……失くしちゃった」 「あー……」 同情はする。 だが余計なお節介は禁物だと、一旦は放…

太古に月より月下界へと降り立ちその歴史と共に歩んできたエルフたちは、地上の澱みを憂い、種族全体の故郷への帰還を決意した。差し当たって、エルフ各民族の首長の会合である上の会議におい…

軽いボーイズラブ風味のハイファンタジー作品です。 この世界『ウェルファー』は、創造主に創られた空中に浮かぶ五つの浮島から成り立っている。 浮島は常春の春島、常夏の夏島、そして…

大学２年生の星空瀬梨香は５年前――中学３年生の時の初恋の相手、星波つむぎのことを諦めきれず日々悩まされていた。瀬梨香はつむぎに想いを伝えられないまま、５年前の冬に突然つむぎにいな…

転生の機会を得られた主人公は特に転生する理由もないので一度断るも、 何年も出なかった好きなゲームの続編が出る少し前に死んだ事を思いだす。 せめてそれだけはやらせてくれと生き返りを…

時宗院高校が他の県立高校と違うところのひとつにツリーハウスがある。かつて学生運動の生徒が勝手に作ったとされるものだが撤去されていない。そしてこのツリーハウスは毎年文化祭の日、特別…

むかしむかし、ある神様はこう仰った。 「激重カプ見ると幸せ過ぎて脳髄溶けるよね。紫式部に同人誌書いてもらおうかな」 そうして、クソデカ感情の聖書たる源氏物語が生まれたという―…

前に身内でやっていたお題・制限からそれぞれ小説を書いてよう、で書いた短編です。

完結済み　１話あたり平均3000文字程 　秋月美咲は都内の地下鉄の終電で自宅に帰宅しようとしていた。 　地下鉄車両は降車駅へと辿り着く前にトンネルの途中で停車してしまう。 …

久しぶりに詩を書きました。詩に興味が無い方も、お気軽に読んでください。 【１分以内で読めちゃう？】詩的小話。1日のはじまり、真ん中、終わりに、気分転換できる詩的小話はいかがです…

人魔大戦。神龍歴５３０年におきた大規模な魔族と人間の戦争は甚大な被害を齎した。そしてかつて古龍と共に生きた英雄が起こした大国《リンドブルム王国》には親を失った戦災孤児が溢れかえっ…

受験生の三村梓が、盗難の犯人と疑われ……。 ちょっと前にエッセイ、ノンフィクションで連載した、「オーバードーズについて」の中の、過去に私が体験した高校の時の話です。 小説なので…

世の中のクソさ、己の無能さを疎んでやまない関西弁引きニート『俺』こと旗見リリカ。いつも通り家でだらけてたら、魔法少女……の敵幹部としてスカウトされる。主に女の子への性欲から美男悪…

僕は大川猛流。 我ながら大人しい性格で平凡な毎日を送っていた。 ある日のホームルーム。先生が教室を出ると教室全体が光に包まれた。 そして転移した先は王城の広間。 目の前には髭を…

20年以上前の話です。 のちに浮気相手となる洋介と出会った時の話。 微妙な関係が出来上がるまでの話。

　オタクな高校生尾田和夫は、とある同人誌即売会イベントで、ついに同人作家デビューを果たす。 　しかし、まだまだ未熟な和夫の同人誌が売れることはなく、無力感に苛まれながら夕方を迎え…

つい1ヶ月前の恋愛に侵された私の日記から添削をしております。 感想、共感、叱咤激励、皆様に届いている証があれば尚嬉しいです。 独り言のようなものですのであしからず。