友達以上恋人未満を具体化したような関係になるまでの話
@rioruna0604
第1話 洋介との出会い
高校一年生の夏休み。
バイトと遊びに明け暮れる日々を過ごしていた。
「かおり、暇?
河川敷で男友達といるんやけど、人数増やしたくてさぁ。
暇やったら来てよ!」
親友が男子校の友達とお互い友達何人か呼んで遊ぼうって事で電話がかかってきた。
親友と男友達と合流。
まだ誰も他は来てない。
男友達の情報で、あと2人男子が来るらしい。
幼馴染の女の子も呼んだらしく、男女3対3になる予定らしい。
次来たのが幼馴染。
次はバイク2人乗りして一緒に男の子が来た。
バイクに2人乗りしてる子が両方ともイケメンで見惚れる。
運転してる方が坊主ちょっと長くなりましたって感じの短髪黒髪で長身で綺麗な顔したイケメン。
後ろ乗ってる子が茶髪ロン毛でカチューシャして、やんちゃ系のイケメン。
みんなで乾杯してそれぞれ簡単に自己紹介。
全員同い年の高校1年生。
男の子は全員同じ男子校。
うちと幼馴染は一緒の高校で親友はまた別の高校。
さっきの短髪イケメンは洋介。
茶髪ロン毛は小林君。
親友に誘われて休みの前の日はここで夜集合して朝方までたまってグループでわいわいしてる事が多い。
トイレ行ったりタバコ買いに行ったりでちょいちょい隣に座る子が入れ変わるんやけど、時間が経てば話したい子の隣に座る感じになる。
洋介はうちの横で座ってくれてる。
話しやすくて、ノリ良い。
話の内容もすごく気が合う。
何回見ても、すごいイケメンでずっと見てしまう。
ふと、気付く。
「あれ?親友いない?小林君も?
どこ行った?帰ってくるの遅くない?」
「ほんまや。なんか2人怪しいな…」
「電話してみる」
全然電話でない。
「小林も電話でん。あいつら絶対やってるやろ?」
「小林君って見た感じチャラそうやけど、やっぱチャラいん?そんなすぐやる感じ?」
「うん、見た目通り。
親友ってそんな事なさげやけど案外軽い?」
「イケメン、喰いまくってる」
「絶対やりにいったやん!!」
しばらくして2人帰って来て何もないって言うけど怪しすぎ。
みんなで茶化しまくってたら
「あー、もう、うるさいなー!
違うことしよ!!
ペアになって肝試しに出発!!
清滝トンネルに集合!!」
って勝手に肝試しに行く事にしちゃった。
親友と小林くん勝手に行ってしまって、残り4人。
「俺、かおりとここちょっと片付けてから追っかけるから先行って」
洋介がそう言うから幼馴染と友達はバイク2人乗りして先に行く。
2人で軽く片付けて、洋介のバイクの後ろに乗せてもらう。
「清滝どっち?」
うちの案内で清滝トンネルまで行く。
「捕まっててよ?」
「あ、うん」
腰に抱きついてもいいんよね?
イケメンの腰…ドキドキする。
これ、抱きついたらおっぱい押し当ててるみたいな感じになるけど大丈夫?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます