「江戸時代から」を含む小説

令和3年3月31日発行 著者・発行者：山口歌糸 発売元：静岡新聞社 印刷・製本：藤原印刷株式会社 ISBN978-4-7838-8020-2 C0093 静岡新聞SBS書籍ペー…

天才はたまた山師として名高い平賀源内は、ある日見世物小屋で働く男から悩みを相談された。 屁が止まらぬという男の悩みを解決するため、平賀源内は自らの本草学等の知識を活用して挑んでい…

　本作は、大友家をはじめ日本史を研究された故　福川一徳氏が臼杵史談８７号Ｐ１２　に寄稿された文書を現代語訳したものです。 　以下に福川氏が活字化したものを一部掲載しますが、ご覧頂…

　門下生の1人である車谷千哉（くるまだにせんや）は、通っている山田道場の長女・山田春影（やまだはるかげ）に淡い恋心を抱いていた。だが、師範である山田三蔵はそれを許さない。 　ある…

鎖国下の日本。苦心の末に人体の解剖に臨んだ蘭学医のたどる顛末を描いた短編。

吉貝狂四郎は生きていた。明暦の大火を引き起こし江戸を葬り去ろうとした前将軍と共に次元の渦へ消えたかに思われた発狂頭巾は、時代を隔てた華やかな時代に再出現した。目をすがめた193セ…

　江戸時代から続く天堂寺に跡継ぎとして生まれた流清。彼は昔から人とは違うナニカが見えていた。そのナニカが良くないものと気が付くのに時間はかからず、その生まれた環境のお陰で関わらな…

時は鎌倉時代、大陸中を強大な＜帝国＞が席巻していた。 そんな中、御家人としては最底辺の「無足の五郎」と呼ばれる一人のゴリラ男がいた。 五郎はひょんなことからまるでヘビのような印象…

信濃にわずか五万石、いや二万石で入封された福島正則。 石高も、守るべき豊臣家も失ってしまった男の嘆息。

活発な女子、明と、明の幼馴染のクールな柊真は、騙されて「タイムスリップ型脱出ゲーム」のモニターになってしまう。 二人は江戸時代にタイムスリップし、離れ離れになってしまった。 元の…

異世界で大魔王を倒し、ようやく元の世界に戻れるはずだった現代人の勇者、剣奏汰。しかし奏汰はなぜか現代から１７０年前の江戸時代に送り返されてしまう。 元の時代に戻れずに途方に暮れ…

遊郭には、「廓のしきたり」 ってぇもんがあったようですなぁ。 ※花魁の相場は、知恵袋の回答を参照。 ※張見世：遊郭で、遊女が往来に面した店先に居並び、格子の内側から自分の姿を見…

日比谷稲荷近くの源助長屋に、おそろしく当たる八卦見がいる、と云う。 出入りの商人から聞いた話に、私はひとり訪ねてみることにした。 「第四回こむら川小説大賞」で銀賞をいただきまし…

江戸時代、女郎屋に売られた少女のお話です。 小説投稿サイトのノベルアップ+で開かれた短編コンテスト「“恐怖のチョコレート”三題噺短編コンテスト」に着想を得て書いた短編小説です。…

江戸時代の吉原を舞台にした花魁小説です。 自分の好きなアイドル達を見ていて、まるで遊郭の遊女や花魁達の世界のようだと思い書き始めました。安野モヨコ先生のさくらんや、時代小説剣客商…

本所の長屋に住む凜は医者の傍ら、夢を買う商いをしている。 人に化け、人の世で暮らす獏・凜と座敷童の優太が出会う 江戸の人情話。 一話完結　オムニバス ※どの話から読んでも楽しめ…

　幕末の江戸の片隅で、好まざる仕事をしながら暮らす相楽遼之進。彼は今日も酒臭いため息を吐いて、独り言の様に愚痴を云う。 　かつては天才剣士として誇りある武士であったこの男が、生活…

その男は、今なお探し続ける、、、、復讐のためにその時を、、、、 痛快？時代小説、、、

鈴原小弓は、両親の敵（かたき）を探して諸国を旅する浪人。 ある夜、暴漢から救った女職人・きらとの出会いを通して、 復讐に囚われていた心に変化が生じていく。 しかし、敵の影は小弓の…

山あいに佇むユニークな店名の和風料亭で起きたひと夏の不思議な体験。