「冬 短編」を含む小説

強大な力を持つ「冬の王」と盲目の「銀の姫」の異類婚姻譚。 とある世界に伝わるおとぎ話。 連載している異世界ファンタジー、『竜と硝子窓 ─異界交錯─』の作中作です。 1話完結。

違う文化を持つ二人が出会う話です。小説家になろうにも掲載しています。コバルト短編選外でした。

「私」は冬の山の中を歩いていた 当然、夜。自死に向かう所である 生きる理由も気力もなく、ただ一人 ふと、あの日を思い出して 超短編小説

〈あらすじ〉 とある小さな街の片隅にある、使われなくなった古い郵便ポスト。 そこへ毎晩こっそりと手紙を投函する少女「リリカ」を、 ポストの地縛霊である「ディア」は密かに見守ってい…

12日午前、ラベンダーの街『レイデンレーヴ』で起きたスペンサー家令嬢の誘拐事件は、今なお解決していません。警察はさらに捜索の範囲を拡大し、誘拐された少女『シャーロット』の救出と誘…

岡本は田舎で清女という女に出会う。 この女、「面」をつけたまま外さないのだ。 「私」はこの岡本からの手紙を読み進めていく……

生き物に寄生するキノコ。 マツタケも然り。そんな感じ。 ハヤシダノリカズ様　三つのお題で物語を作ってみませんか。 https://kakuyomu.jp/user_events…

田中 麗華は祖父の為にフォトブックを作った。 今は剪定用に用意した写真を見返して整理している。 写真は鶴田 薫の20歳のお祝い、鶴田家を亀川家に招いてのお正月、お花見と楽しい思い…

日向 冬音は夏休み前に原因不明の高熱で学校を休んだ。 復調して学校に登校した冬音は今までと違う教室の風景に困惑をする。 それは自分の席の後ろに席が増えていて、自分だけが知らない青…

冬、推薦で大学への合格を受け取った少年は、受験勉強が本格化する前の習慣に倣って地元の山へ二輪で漕ぎ出した。以前と同じようにショルダーバッグに荷物を詰め、以前と変わらない人々とすれ…

　大学受験の問題集を買うために、冬の深夜の町へ出た折内翼(おりうち つばさ)。 　深夜という時間に、開いている書店は当然中々見つからない。諦めかけた時、まだ明かりのついた書店を見…

双子とその友人の男子高校生を中心としたなんてことはない日常SS。ほのぼの・ギャグ・コミカルテイスト。2013年作。 須藤信也（兄）１７  次男五番目。  基本ノリで行動する悪ノ…

村の守り神と、村人との交流。 短いのでぜひ読んでみてください。

高校3年生の冬、男はバイクで単独事故を起こした。 命に別状はなかったが、一部の記憶を失った。 月日は流れ、25歳の夏。 男が故郷に帰省すると、彼を知っているという女に出逢った。…

何かに抵抗するように生きる女の子との出会い。冬の大学生の物語。

私はアイオワ州の南西部カウンシルブラフスに妻と二人で住んでいる 寒い冬には温かい料理を胃袋は欲する そんなある日、私の町にラーメン屋が出来た 私と妻は物珍し気に暖簾を潜り店…

今年の夏、20年ぶりに鶴田薫の父、鶴田昴と田中貴子（旧姓、亀川貴子）は再会をした。 薫の父昴と貴子は初恋の相手同士だった。 20年ぶりの再会で2人の仲は昔のように電話をしてメー…

第三次世界大戦後、その甚大な被害によって世界は「国」という単位を失くしつつあった。 核の冬により潮流が変わった南の島にはゴミが流れ着くようになると、褐色の少年達は武器を手に島を支…

吹雪の夜。女領主は王に提出する書類をしたためていた。