「短編・読み切り」を含む小説

ただただ、食べるエッセイです🍽 1話1話、完結のため 気になるところから、お読み下さい☺️

以前、ブログサイトのnoteに投稿したものを修正しました。 小説の描写方法──物語を文章で紡ぐ方が本能的に持っている表現方法は複数あると思います。作家は自分だけで考え、自分だけ…

1話ずつ完結いたします。 題名が気になった話からお読みいただくのも 良いかもしれません。

蛙は蛙にしては長い十年の時を生きた。 共に生まれた同胞達はとうに土に帰ってなお、自分が生きている理由はわからない。 考えに考えた末、十年目に初めて蛙は冬を知る。 心底冷たい風が、…

超能力が人類の七割に発見されてから、特撮が現実のものになるのにそう時間はかからなかった。 少年『尾山カゲツ』は偶然、最初のアクヤクが誕生する瞬間を目撃する。 それ以来、現代社会に…

生命工学によって生み出されたクローンの兄弟。 ほんの少しの生まれのちがいでぶつかるふたり。 彼らが求めるものとは……

昼休みに勤務地近くのレストランに立ち寄る私。 そこで満たされる欲望とは……。 なろう同時掲載。

体の弱った車椅子の祖母と桜吹雪の中へ散歩に行ったとき、私は家庭教師で教えた梅乃お嬢様のことを思い出した。 家庭教師は半年前に辞めたが、あるとき、梅乃お嬢様のお母様からお茶に誘わ…

　ライトノベル作家である｜｜白野《しろの》タツヒコは、大学時代にダメ元で応募した小説コンテストで特別賞を受賞して、デビューを果たした。 　ところが、小説の売り上げは｜芳《かんば》…

---その日以来、あなたはわたしのおまもりになった。 かけることばも、くれるものも、なにもかもたいせつで。なくなっていいものなんか、ひとつもなかった。 それなのに、どうしてなみだ…

海山警察署の刑事となった風戸明（かぜと・あきら）は、海の堤防下で見つかった男性の死亡事件に出動する。

「真夜中のラブレター現象」を知っていますか？ 夜中に気持ちがたかぶって最高のラブレターを書いたけど、朝になって冷静な気持ちで読んだら死ぬほど恥ずかしい内容だった、という現象です。…

「ここはどこだ？　私は、誰だ……？」 見ず知らずの森で目覚めた男は、肥大化した猪のような化け物に襲われていた。 命からがら逃げる男の目の前に、その少女は不意に姿を現す。 「……

人間関係に失望した僕は感情を腐らせ、固く心を閉ざした。 そのため僕はクラスメートから無視され、いつしか一匹狼になっていた。 そんな僕の前に、隣のクラスの「彼女」が現れた。初対面に…

ある日突然現れた二人の僕。彼らは言う。「僕は未来から来た」「僕は過去から来た」と。 彼らは何事も無く日常に慣れ親しんで行き、あっという間に現代へ溶け込む。僕もいつしかその存在を是…

何事も卒なくこなせる僕と彼女は、「ロボット」というあだ名で呼ばれていた。それを互いに認知していた二人は、自分が本当に心無いロボットなのか検証し、人間であることを証明するために実験…

太宰治の小説「トカトントン」を読んでから、不安に取り憑かれた男は、あろうことか既に死んでいる太宰治に向けて手紙を書き始めた。 太宰治「トカトントン」の二次創作です。

もう人生も終焉に近い88歳の誕生日に、何故か女神様が現れて…。 『貴方は勇者に選ばれました。そして∞∞のスキルを解放します』 女神様？88歳のジジイに何を求めてるんじゃ？ …