「異国に」を含む小説

【第13回書き出し祭り参加作品】 大型帆船が普及し大海原を越えて世界中に航路を巡らせている時代、世界中の航路が一点に集る繁栄の都があった。国の名は〝パルフィア〟港街の名は〝シャル…

ルアール国に12月がきた。 遠い異国、日いづる国では12月の最終日にお蕎麦を食べる習慣があることを、トゥイーリは勉強していましたが、父上が日いづる国から献上されたそばとうどんを持…

異酒屋という新しいスタイルが入り込む余地があった。あくまでこちら側に軸足を置き、異世界で修行を積んだマスターが在留異世界人を雇用して異国情緒を提供する。店主は日本人であるだけに安…

特別な宝石 コアを手にした者は、とてつもない力を得ると同時に特定の感情以外を制限されてしまう。力を開放するにはその特定の感情を極限まで高ぶらせる必要がある。そうして解放された力は…

修学旅行先のパリから突然異世界へ召喚された高校生、美衣歌《みいか》。召喚したのは魔法使いであり、第三皇妃候補のフィリアル。魔法の波動を感じとり、確認に現れた皇王へ美衣歌を「姪のス…

七杏は蒼天国で生まれた重臣の娘。生後七日で奇病を抱えている事が発覚し、龍峰山の神仙の言葉により黄陽国へ旅立つ事となった。 蒼天国の皇太子、泰極の父親と七杏の父親は、二人を許嫁と決…

何処か遠くの世界、夢魔の姉妹の「リリア」と「リルム」と異国の王子「星彦丸（ホシヒコマル）」は永遠とも思える放浪をしていた。だが、物語は動き出し、収束の地へと向かい始める。 ！！注…

地球の歴史における中世と近世が混在するような、しかし同時に地球とは明確に異なる世界、スピオル（現地言語で「あまねく全て」の意）。 祖国を追われた亡国の姫君が異国に逃れ、そこで華や…

仕事の関係で、故郷のイタリアを離れてルーマニアで暮らす俺。異国の地での生活は大変だが、慌ただしい毎日は早くも三年目を迎えていた。 そう言えば、もうそろそろハロウィンだ。社会人に…

Twitter300字ss企画参加作品｜お題「宝」 舞台は1960年代のタニオリ島。ここから話をふくらませていけたらなと思っています。

春も終わりかけ、あたたかい日差しが差す夏の日。今日は年に一度の歓迎祭（かんげいさい）。スピカの住む島に、船で多くの人が海を渡って訪ねてきます。マントを羽織った少女アルファルドもそ…

「あー、質問いいですか？ お二人ってお付き合いしていたり…しない？ なるほど。……この情報は公式じゃない、と」 向坂鈴乃(さきさかすずの)は遠い異国で一人の男と出会い、同日、知…

時を超えて現代にやってきてしまった、ガリレオ・ガリレイ。彼は自分が400年の時を超えて尚世界的有名人である事を知らない。彼に手を差し伸べたミツシゲも自らをガリレオと名乗る異国のお…

濡闇ノ国。 膨大な魔力を含んだ雨と霧に包まれた、何でもかんでもすぐカビる場所。 泥濘んだ大地と、水溜りだらけの湿地の中に、まるで墓石のように塔が並び立つ場所。 裁縫師見習いの少…

子供たちの間で語り継がれる夢に現れるクジラ。 その夢を見ると一つ願いを聞いてもらえるという。 1話完結五分ほどで読める単発小説です。

魔物が存在する平行世界の日本で名門に生まれたが霊力（魔力）が低いために、落ちこぼれ扱いされた主人公は退魔官（師）として退魔組織で活動していた。 日々銃の腕を磨いて、足りない霊力…

異国に輿入れしながらも、式を挙げる前に病により、女王の妹は婚約者を喪った。婚約者を喪い帰国した彼女を待ち受けていたのは、役立たずの烙印と、森の怒りを鎮めるための生贄という役割だっ…

ごく普通だろう男の 端的にいって、恋愛あるある的なつぶやき。 年齢が10コずつ上がっていっても離れなかった理由とは？ なかなかあり得ないと思われるのですが本当ですか？ 余程ひ…

熱中症でぶっ倒れた俺が目覚めるとそこには異国情緒漂う空間と浮世離れした美女の姿