「手紙」を含む小説

紙浦 慶(かみうら けい)は、親友からの手紙を待っている。 送 遥(おくり はるか)もまた、親友からの手紙を待っている。 男子高校生2人。中学校が一緒だった。反りが合い、価値観…

帝桜女学園の旧校舎には魔女の巣窟があるという。

妖精の国と竜人の国は昔仲違いをしていた。 魔術に長けた妖精。 野蛮な戦闘民族の竜人。 この世界に突如蔓延りだした『魔獣』を狩るため、永年の確執は和平条約が束の間の平和をもたらした…

東京都立中宮高等学校は、どこにでもある普通の高校。がしかし、そこに在籍する生徒たちは、 悪魔、吸血鬼、中二病、etc…… そんなこんなで、皆ちょっとばかし尖っている。 これは…

空白を抱くものから

秘密というお題で書いた物語です。

僕、佐々木悠人は麗らかな春の日のこと。ポストに今どき見ない封筒が入っていることに気づく。それは、5年前の自分からの手紙だった。 ※この作品はカクヨムweb小説短編賞2023に参…

理由も分からず母親から厭われてきたリーチェ。 でももうそれはリーチェにとって過去のことだった。 結婚して三年が過ぎ。 このまま母親のことを忘れ生きていくのだと思っていた矢先に、…

共通テストが終わり、二次試験へ向けて精神面を整理するために書きました

ある日のこと、僕の机に手紙が入っていた。 いったい、だれからなのか……？ その手紙には、秘密があった。

君への手紙を書いてみた。 今までありがとう、これからもよろしくね。 初めて書くエッセイ的な何か、です。

マンションディベロッパーの営業として働く高瀬皐介は、 ある日モデルルームへ訪れた幼女に出会う。 『きよ ５才　あなたの子供です。よろしくお願いします。』 幼女が差し出した手紙に戸…

風見レンは、ほそぼそと趣味の配信をしている高校一年生。 やってる事と言えば、たまにゲームをしたり、雑談をしたりと、何てことない内容ばかり。 ある日、靴棚に一通の手紙が入っていた。…

もうすぐで卒業式が始まる。 そんな緊張した時間に、隣の席の女の子から一枚の手紙を渡された。 普通の内容に見える手紙だが、実はその手紙には、とある秘密が隠されていたのだ……。 …

のちに「民芸運動」で知られることになる柳宗悦は、京都に居を移した。これまでの人生において、人の死というものにとらわれていた宗悦。 一方で宗悦は、京都の朝市に詣で、下手物という雑器…

時は25世紀。ある青年に手紙が届いた。 差出人不明で、筆跡も機械フォント。 そこには「満月にの日、お前を殺す」という犯行声明が書かれていた。 殺される理由も分からず、青年は図書館…

　一人の老修道士がいた。名は光輝。 　彼が長年心を寄せていた画家がいた。名は颯真。 　年老いた光輝は、港を見下ろす古びた教会の一角で瞑想にふけっていた。 　彼の心は、かつての友で…

その街にはサンタから手紙が届くことがある。その手紙に同封されたカードに願い事を書くと叶うらしい。 ことねは父と祖母と三人で暮らす小学校二年生の女の子。 亡くなった母が残してくれ…