「忘れないでよね」を含む小説

　遊戯部の部室。葉宮（はみや）樹里（じゅり）と信彦（のぶひこ）明吉（みょうきち）の二人は、いつものようにいちゃいちゃな放課後を過ごしていた。ふと、樹里は霊界への侵入者を感知する。…

公開中のスピンオフ短編「忘れえぬ落日」「淀みをすくう」「蜜会」の本編を途中まで無料公開しました こちらは全て読んでもらえる文庫自体は完売済みですので、2022年年明け辺りに短編…

古の愛の女神が自らの祭司に定めたのは、故郷を追放された漂流の神。異郷の神の名は遠い昔に忘れられて久しくもうそれを知る者は無い。やがて彼は位無きひとりの巫女と心を通わすことになる。…

その日はいつにもまして帰りが遅くなった。べつに急ぎの仕事があるわけではない。電話の応対やら打合せやらでひんぱんに作業を中断させられる昼間と違って、しんと静まった夜のオフィスは、お…

僕のクラスには、とっても変わった女の子がいる。よくわからない子だと思っていたけれど、話してみるとおもしろくて素直で、やさしい子。 そんな彼女はうちゅうじん(？)らしいのだけれど─

花の香りと名前、花言葉は忘れようとしても忘れられない 嗅覚、視覚、それに関連しうる感覚全てが記憶しているから 高校生から大学生くらいの青春 長いようでとても短い時間 覚えていられ…

～あなたが忘れた無くした、想いをお届けします～ １話完結のちょっと切ない…ちょっとだけ良い話を目指した、ショートストーリーを意識しています。

寺田寅彦先生は、あの言葉を遺した。我々はいつまでも忘れ続ける運命なのだ。

平凡な高校生の鏑木真守にはとある悩みがある。学校1番の女子、桜井美波を見ると心臓がが張り裂けそうになると言うものだ。果たして原因は何なのか？ それには真守の過去と関係していた・・…

夢月七海さまの自主企画「同題異話・十月号　　茜色した思い出へ」参加作 同じお題で皆で話を書こうというものです。 従者の少年ハンスと暮らす魔女ジェシカ。 五年ぶりの魔女の集会にハ…

カズノブ叔父に捧ぐ

セリーヌ・ヴォクレール伯爵令嬢はイアン・クレマン子爵令息と婚約している。 セリーヌは留学から帰国した翌日、イアンからセリーヌと婚約解消して、セリーヌの義妹のミリィと新たに婚約す…

今回も私が大好きな新撰組を扱うものです！ 忠実を元にかいていきます！ 登場人物紹介は1番最初にします！ 『現代自殺少女と新撰組』 もかいている途中ですが、よかったらみてみてくだ…

物事を記憶できない主人公メモリ。 首から下げたカメラで撮った写真がメモリの記憶を呼び起こす。 しかし一枚だけ、どうしても思い出せない写真がある。 見知らぬ写真が明かすメモリの秘密…

『お忘れ物がございませんよう、ご注意ください』 定型文となった新幹線のアナウンスを聞いて、これの意味をふと、考えた。 言葉として伝えることに、どれだけ意味があるのだろう。 言葉…

前世で異世界の人生を謳歌した俺は、 死後の世界で女神様に、今の記憶を忘れ無いコツを聞き出す、 能力　催眠、すり込み、床上手(とこじょうず)を解放した俺は 触るもの皆、知らないうち…

秋の色は秋の思い出を呼び覚まします。ずっと忘れていた、忘れようとしていた君のことです。

10月。イベント好きの彼女が盛り上がる時期が今年も来た。 俺たちは1カ月も前からその日のために準備を開始するのだ。 「今年のハロウィンのテーマは『リング・オア・プロポーズ！　～…

幼稚園からの腐れ縁だった幼馴染みは、突然大和の前からいなくなった。 何度となく後悔しても足りなくて、幼馴染み──和音を忘れられなくて。 亡くなって十二年が経った今でも忘れられな…

年齢＝彼氏いない歴の私は恋愛に興味があるけど異性に苦手意識を持ち、人に恋をすることを避けてきた。そんな私に話しかけてくれた同じ大学という共通点しかない一つ上の先輩。 彼は異性とま…