「僕 君」を含む小説

僕はピアノを弾く君に恋をした。 だけど君が誰かは分からない。 僕は誰に恋をした？

勇者と呼ばれた男の、叶わなかった恋の物語。 届かないと知りながらも、願い続けた男の物語。

～僕の親友へ 　死にたいと思うこともある。僕らは耐えられなくて、少し道を逸れてしまった。だから歩けなくなってしまった。 　 　生きてれば死にたいと思うこともある。それは、どんな人…

雑踏の夕暮れに僕は立ち、息をひそめて待っていた。 「記憶」の辻に僕は立ち、君が来るのを待っていた。 そう、君だ。 「君を」待ってた。 ～　人生は ただ歩き回る影法師　～ …

毎年春になると、桃色の雪が入り込む病室で僕は君に出会った。僕は君の声も名前も知らないはずなのに、何故か君のことを知っていた。 高校二年生だったはずの小林 駿(こばやし しゅん…

"君"に罵倒され続けることだけを願う"僕"の偏った愛の本音。

絵を書くことが好きな中学生の楓。毎年夏になると祖父の実家へ祖母の御墓参りに行っていた。実家の裏山に登り「秘密基地」で星を見るのが好きだった。中学2年の夏、いつものあの場所に行くと…

　恋人とはなんなのだろう。恋人とはどんな関係なのだろう――。 　「救われたかった、僕と君」を皮切りに、短編・中編を書いていきたいと思っています。面白くないと思っても、できれば意…

「僕は君を愛せない」 死の淵から助けてくれた王子は、死体愛好家だった。 王子の許を離れた白雪姫は、独りで故郷の地へと行く。 ※これは小説家になろうにも掲載しています

雨竜天理、十七歳になる少年は特殊な家系において『欠陥品』として生まれた。 だが、現状に不満を抱かず、蔑まれても世界を価値あるものだと捉えている。 雨竜天音、常に天理の傍にいて…

その願いを叶えたら。君の苦しみは消えるのだろうか? もしも、消えるのならば喜んで叶えようその願い。 それがどれだけ、君を苦しめることに成ろうとも。

僕の夢の中に現れた女の子は実在する女の子だった。 バンドでプロを目指す男子高生とお嬢様学校に通う女の子の青春話です。

アンソロジー企画「アンソロジー空」に寄稿した作品です。 とある父子家庭のお話。 もしかすると、どこかでこういうことが起こっているのかもしれません。

これは名もない少年と少女の物語。 人間という危うい存在に生まれた、二人の物語。 この物語を読んだ君は、いったい何を思う？ 僕はそれが知りたいな。 ※短編のようなものです …

私立桂樹高校に通う1年生、東雲蒼は人間と鬼の狭間にいる中途半端な存在だ。 夏休みの中盤、蒼は地元にある廃墟で鬼を名乗る少女に殺される。 殺されたことから始まる、今までになかった新…

僕は、君を抱きしめ続ける。

僕が書いた6通の心のこもった手紙を紹介します。僕の気持ちは結局、伝わらなかったようですが、いいんです。あのとき君の作品に出会えたことが、僕のすべてになったのだから。