「〈私〉」を含む小説

あのバカ王太子。 愛人の話を断ったからと言って、面倒な指令ばっかり出してきて、ほんとなんなのよ！ いつか絶対に思い知らせてやるわ！ （ふぅ...）すみません、取り乱しました。…

行きつ戻りつで治療中の、当事者手記。 とはいえ、ラフに書こうと思っています。 病状、認識、回復、役に立った制度について、等々。 ご要望があれば、順不同で書ける範囲でお応えしま…

本当に、私の生活や病気のこと、思ったこと、感じたこと、徒然なるままに書き連ねていくだけになるかと…。興味のある方はどうぞ。

「俺は世界で一番ツキがある生物だぞ。俺以上に運がある生物なんて存在しない」 「噂は聞いているよ。無冠の帝王さん」 「アンタの噂も聞いてるよ。人類最強……そんな噂を」 「俺は…

同窓会の帰りに、かつての同級生に襲われかけた穂南。穂南を救ったのは、血の匂いのする荒くれ男・鬼宮だった。生きる世界の違う二人の、一夜限りの忘れられない出来事。

これは恋愛についてよく分からず、なんなら巷の恋愛小説にも得意不得意があり、己の中の解釈違いと殴り合いながら恋愛カテゴリで執筆を続ける作者の葛藤の物語である！！ 物語じゃないですね…

恋したあの人は国の英雄で、黒き竜を駆る《氷の騎士》。研究しか能の無い魔導省調合師の私は、恋焦がれるあの人に振り向いて貰うため、『惚れ薬』を作った。けれど……。

自殺寸前、私の手を握ったのは 『私と契約をしませんか？』 魔法使いの妖精のような、綺麗な男性でした。

《　あらすじ　》 　恋人のいない竹田弓弦[たけだ/ゆづる]は、高校二年生になっても平凡な学校生活を送っていた。 　弓弦は普通のスペックで、基本いい人止まりの絶妙に恋人が出来づら…

B国の軍事侵攻によって、「十八歳から六〇歳の男性」の出国が禁止されたA国。その前後に日本へと避難した芸術家たちは、演出家セルヒイに先導され、廃校になった校舎を使って活動を行い、そ…

ある夏の日の夜、海に向かって、街灯の光が並ぶ道路を私は歩いていく。

　平民の少女は、その目つきの悪さとボーイッシュな見た目から周りから変な注目を浴びていた。 　主に残酷な言葉を投げるのは男で、それにうんざりした少女は、男はくそだなと思い始める。…

「私」は、新しい職場、人間関係、生活リズム、環境に徐々に心を病んでいった。そんな「私」のひとりごとを綴った、深く重い、それでいて、とても『ニンゲン』らしい物語。

エッセイがよく分かっていないので自叙伝みたいになるかもしれませんが、自分のこと、身の回りで起きた私が面白いと思ったことなどをつらつらと書いていこうと思います。 ※不定期です。

明けない夜はない。 朝は希望に満ちている。 そんなふうに言うけれど、朝が来なければいいと思う夜がある。 朝が来たことに絶望する朝がある。 私は夜が好きだ。 静謐な時間が好きだ。…

両親の大反対を押し切って家を出て行ったお兄ちゃん。 私の自慢のお兄ちゃん。 お兄ちゃんは、夢を諦めきれずに家を出て行ったのだった。 その５年後。 見知らぬアドレスから送られてきた…

レーヴェンタール伯爵夫人アガーテ。 ある一点を除けば穏やかな日々を送っていた彼女は、王妃に呼ばれた。 王国第二王子のゴットフリート（十六歳）が、アガーテを見初めたというのだ。 …

片目を閉じることで、他の人間と動物に交代できることに気がついた私と私と交代できる人間と１匹の不思議なお話。

高校生の「私」は、天ぷらを揚げている時に神の声を聞く。力が欲しいかと問われるが、「私」はそれよりも揚げることに夢中のようで！？ 作者は大葉があると、天ぷらにしたくなります。