「青春 思い出」を含む小説

　夏も終わりに差し掛かった頃の、些細な一幕。 ※短編・Prologue様に一度投稿させて頂いたものの、改稿版となっております。ノベルアップ＋にも投稿しています。

いつも僕が頼むのはアイスコーヒー。 シロップ一つにミルクはなしで。 甘くて、ほろ苦い思い出。 それはまるでこのアイスコーヒーのように。

家庭に難ありの主人公、理久(りく)は高校デビューをすることを決意。 実は過去に嫌な思い出があるようで、「過去の俺とはもう会えないよ」優里(ゆり)にそう言う。 優里は理久の過去を知…

☆前作「朱に交われば紅くなる」読者の方へ☆ 　本作は、自著「朱に交われば紅くなる」シリーズの設定を引き継ぎ、細部を見直し、リライトする半分新作となっております。 　一部キャラクタ…

主人公　雪月が記憶を失い少し不思議な体験をした時の話。急に聞こえた女の子の声 徐々に記憶が戻っていく雪月に最後衝撃の事実が・・・

※2021年執筆。 タイトルは適当です。こんなもの世に出さない方がいいと思ってしまいました。 ご乱心で書きました。こんな青春エッセイもいいよね、みたいな軽いノリです。 直打ちで書…

川島悟朗と藤川美奈代は、クラスメートであったが美奈代が先に国立大に入学を果たし、悟朗は一年遅れての医大への進学となった。美奈代には早く社会で活躍し、両親に楽をさせたいという夢があ…

朝倉健二は、相変わらず横浜の小さなステージでジャズギタリストとして生きていた。 そんなある日の夜、大学時代のガールフレンドであった葉子が、健二を訪ねて来たのであった。理由は、健二…

初恋のちょっとしたすれ違い。甘酸っぱい思い出。

旧題　弟子たちの卒業 卒業して他都市に出る少年の思い出作りに、同級生だった少年たちとその友人たちが卒業旅行を計画した･･････。 それだけの話が、なぜこんな大事に？ 弟子のお話…

僕ら四人は同じ中学に通う親友だ。 ある日、学校のすぐ近くに住むホームレスの男性、ジョーさんから奇妙な話を聞く。 僕らはジョーさんからもらった情報を基に、一度しか来ない「１４歳の夏…

昔抱いた情熱に心どこか囚われても、 人は何年たとうとも、 どこか誰かと歩いてゆきます。 いつの日かの思いを逃がしてゆったり生きてゆけるのです。

平成の最後は2019年4月30日火曜日になります。 改めて平成の遺産なんてあるのか？ですけど。それって昭和の遺産があればこそじゃないかの声も有る事は承知で。ここの話では音楽の事…

――君との思い出は、全部夏がくれたものだ。 　夏休みの間だけ涼の住む地に遊びに来る少女、香夜は体があまり強くなかった。 　その後ただの貧血と思われていた症状が病気だと発覚し、彼…

　若気の至り、という言葉がありますが、そんな未熟者を温かい目で見守ってくれる諸先輩方がいらっしゃってこそ、赤面してしまいそうな経験もよい思い出に昇華できるのではないか、なんて思っ…

　まだ十代の頃、曖昧な自認の境界線の上で、やじろべえみたいに揺れていた日々の思い出。 【お題】アンダーグラウンド 【ジャンル】私小説風BL 【登場人物】小指の欠けたおっさん、ネ…

　スミレの花言葉。謙虚。誠実。私が追いかけたあの人は、スミレの花のような人だった――。これは私、山崎香澄(やまざきかすみ)の美しくも儚い2年間の思い出を記録した物語。 本編全11…

カクヨム甲子園2021ロングストーリー部門奨励賞受賞作。 男子バスケ部のマネージャー、陽咲は先輩達の卒業式を終え、部室で一人ボールを磨いていた。そこへ陽咲の想い人、梅慈先輩がや…

高校の陸上部の同窓会の後、当時想いを寄せつつも疎遠になってしまった先輩との帰り道。本当にもう全部終わったことだったのか。不器用だった青春時代と、今。変わり始めた二人の関係を、秋の…

雪野花音は中学を卒業して、東京に引っこした。クラスになかなか馴染めずにた時、ユメが声をかけてくれた。友達が出来たことで高校生活を楽しむようになった矢先、中学生時代に患っていたがん…