「短編 オリジナル」を含む小説

ある有名なおとぎ話に意外な兄妹が登場します。 二刀流というテーマを基に作りました短編です。 二次創作の項目に該当する箇所がありせんでしたので、オリジナルにしています。 カク…

二人の男の死後を描いた対小説になっています。 是非、『天国の掟』と『地獄の掟』を読み比べてください。

男の散歩です

高校三年を迎えた桔津平（きっぺい）と谷中（やなか）は腐れ縁の同級生の臥竜（がりゅう）から昔からある怖いおとぎ話を耳にした。 初めは冗談で何とも思っていなかった桔津平が、その夜中か…

いつも湖にいたずらをしていた男の子・ポコロは、誤って湖に落ちてしまいました。 必死にもがくポコロを助けてくれたのは、何といつもいたずらをされていたあの……⁉ 大人も小さなお子様も…

例えば、怒りの例

　二月。大学受験を目前に控えたぼくは、幼馴染の天才美少女から「買い物に付き合って」と頼まれる。 強引に取り付けられた約束は、バレンタインの買い物だった。 チョコをあげるのは初めて…

美術人の酒の席での粗野な話です

私小説か、心境小説か、はたまた別の何かか・・・

イギリスにて二人の男女が、五年間に渡り四人の子供を殺害した「ムーアズ殺人事件」。 事件について調べていたところ、エドワード・ゴーリーという絵本作家の『おぞましい二人』という作品に…

　八年前、嵐によって不思議な運命に巻き込まれたトーヤは今、仲間のアランとベルの兄妹に全てを語り終えた。 　「俺とシャンタルはこの町から東へ、シャンタリオへ行く。おまえらもどうす…

冬の大学受験の女子高生の身に起こった不思議な物語。

ＳＦ、ミステリー、コメディなどなど様々なジャンルのオリジナル短編集です。一話読み切りなので、サクッと読みたい方におすすめです。

母親が新しい男を連れてきた日、私は家という居場所から追い出されたような気分だった。 今まで私にばっかり構ってくれた、一心に愛を注いでくれた母はそこに居ない。隣には上辺だけの笑顔を…

ホタルは貧しいザルパーク国の一般階級の人間だった。ある日、希望の国から文明開化の知らせが来る。みんな喜ぶ。でもほんとの狙いは…。

　突然、止まった世界。唯一動けた少年は怪しい男に襲われる。 「俺は止まった世界のために、お前を始末しにきた」 　エタる物語を知る人々に贈る、結末の物語。

オウガ・ボーダーラインの番外編とか短編とかをまとめて見ました。 ※お題付き短編はオウガの執筆を始める前に、課題提出用も兼ねて世界観説明に書いていたものになります。本編と時間軸や設…

昔をいたずらに懐かしむつもりはない。そうかといって、忘れ去るつもりもない。 本能のままにいきていたんだな、と思う小学生のときも。 ブック〇フで足が棒になるまで立ち読みした中学生…

言能。 それは、全てに対して叩きつけられる、理不尽。 生も死も、理も秩序も、存在も虚構も、世界さえも、この一言の前には全て、意味を成さない。 無抵抗のままに、何もかもを捻じ…