「短編怪談 いない」を含む小説

TOHOFMをキー局に全国各地で不定期放送中。ミイとユウの宵の越しラジオ。 皆さんの宵の憂鬱を吹き飛ばす案内人、MCミイです。この番組では、ハッピーなエピソード、日常の些細な悩み…

地下鉄に乗っていると向かいに、ちょっと変わったおじさんがいました。 そのおじさんは突如として私に怒鳴り始めました。 その声がとても大きくて、異様で、私は恐怖を感じました。

百物語を始めよう。 口火を切った男が話し始めたのは、幽霊がいるのかどうかという話。 男は幽霊など居はしない、と嘯きながらも、幽霊は透けてなどいないと言い切る。その理由を語り始めた…

基本主人公は人間の私自身であることが多いと思います。いつも最後は詰みと思ったところで起きるので、夢だったんだとそっと胸を撫で下ろしていますのでご安心を。

誰かに話し掛けられた。遠のく意識の中では、それを聞き取ることができなかった。彼女は一体何者で、何を話していたのだろう。それが心残りで、心惹かれる……。

僕が所属している弓道部には妙な“決まり”が存在していた。 ──「肩を叩かれても反応してはいけない」 なんのために制定されたかはわからないこのルールが僕の、僕たちの青春を大きく狂わ…

人を殺してしまった男は、遠くへ逃げるためにレンタカーを借りに来たが…… （ノベルアップ＋と同時掲載しています）

　もとはとある「うちに◯◯がいます」というお題の短編コンテスト用に書いたもの。 　久々に心霊系の本格ホラーです。 　でも、実験的なちょっと変化球。あまり怖くはないかもしれない………

出席カードをもらい損ねた日。煙草を吸いすぎた日。 ぬかるんだグラウンド、現代アートと女の子。 大学の購買のコンドームは売り切れていた。

学園祭の夜、屋上には月を見て泣く女がいた。 ステージではハムレットが催され、クレーターの淵には孤児たちがいる。 月に届きそうだった日々の記憶のお話。

ある会社が五年間新入社員を入社させなかった。 それはそうと何故か？急に後輩が出来たと喜ぶ竹田だが、そんな喜びは一瞬で消えた。 だが、その新入社員はだんだんと変わっていくことになる…

かけことば【掛詞・懸詞】 修辞法の一つ。一つの言葉に二つ以上の意味を持たせたもの。 「逢(あ)ふことは雲居はるかになる神の音にききつつ」 高校２年生の少年・結城衛（ゆうき　…

大丈夫、現実に彼女がいなくても、心の中に彼女を作れます

キャッチコピーに、家なき子の有名な一節（死語）を載せましたが、そもそもタイトルも死語ですね。 とにかく、自虐ネタだけは絶対にやらないように気をつけてきたので、内容に関してはちゃ…

筆者は、ストーリーのしっかりした夢を見ます。 この物語も、実際に夢で見たお話。 読み終わったあと、また最初から読むとまた違った楽しみ方ができるかもしれません。 　＊ 祖父の…

　疎遠になっていた友人から、久しぶりに届いた連絡。 　なんでも、新しくできた彼女を紹介したいのだという。 　喫茶店で待ち合わせすると、そこには古くから知っているはずの、友人の…

　小町寺　移（こちょうじ　うつる）は大学二年生の夏休みを迎えていた。 　何てことの無いいつもの日常。バイト、友人との交流、家族団欒、バイト、友人との交流、家族との団欒……代わり映…

東京の古い屋敷に越してきた、春から大学に通う青年・皐月。 屋敷を持て余していた彼は有名な怪談噺の幽霊『菊』と偶然出会い、彼女を幽霊と気付かずに勘違いしたまま新生活（ルームシェア）…

一人で留守番をしていた小学生・けんたは、２階からのパパの声に足を止める。 けんたは混乱した。パパは今、仕事に出ているはずだったから。

どうも。NoTESです。小説家、ボカロP（コンポーザー）、動画クリエイター兼任の創作家です。楽曲とリンクする世界観を提供しています。