「夏 夏休み」を含む小説

【第１回カクヨム短歌・俳句コンテスト応募作品】ひと夏のささやかな受講記録。

高二の夏、森山シンジはついに一大決心して幼なじみに告白する。 友達以上恋人未満を脱却して、シンジにハッピーサマーはやって来る？ シンジの決心をあざ笑うかのように起こるハプニング。…

割れんばかりの雨音。 じっとりと肌に張り付く服の感触。 稲光に白く照らされていたあのひとの肢体。 子供の頃に垣間見た、今はもう夢か現か定かでないあの夏の記憶。 　■ □ ■　 …

　1995年に起きたタイムクラッシュにより、世界は形を変えた。 　存在しなかったはずの人が存在し、存在するべきだった人が、存在しなくなった。 　「彼女」は、そのどちらにも属…

第1章：2022年8月 「とうとう私たちで夏に行く方法を見つけた、それはこの馬鹿げた世界をぶっ壊すことだ」ある八月の土曜日、仕事の疲れを癒すはずが──ぼくが知るなかでも群抜きの変…

　大学2年生の田中翔は、今年の夏も例年通り大学生活を楽しもうと夏休み前のサークル飲み会ではっちゃけた結果、酔い潰れてしまった。 　そんな彼を助けた女性の名は須藤加奈子。以前から田…

2022年に開催された、一日一話ずつ、お題に沿った物語を書くTwitter企画「文披31題【主催：綺想編纂館（朧）様（@ Fictionarys）】」に参加させて頂いたお話のまと…

全5話 時間 夏休み 場所 住宅街にあるお姉さんの家 人物 『ぼく』　気付けば小学生時代に戻っていたので、『小学生に絡みに来てくれる高校生のお姉さん』の希少さに気付き、絡み…

中学一年の夏休み、転校した。学校が始まるのが楽しみだなんて二度思わないことを考えながら夏祭りに向かった私は、そこで運命的な出会いをする。ラムネを見る度に思い出す、あの初恋を。 …

　その日の夜、僕の部屋に宇宙人がやってきた。 　宇宙人は船が壊れて困っていたので、夏休みの僕は宇宙人を助けてあげることにした。 　ちょっととぼけた宇宙人のお兄さんと、小学生の男…

全三部、完結。 続編、思案中。 バスに乗って旅をしている青宿悠人（あおやどひさと）は、隣りに座ってきた金糸雀色に髪を染めている女の子に声をかけられた。　 街につくと、次の…

この物語は、夏休みに山登りをする同級生たちが、偶然にも洞窟を発見し、そこで古い剣を見つけるという出来事から始まります。その剣を手に取った瞬間、彼らは過去の時代にタイムスリップして…

　僕は自分で言うのもなんだが気骨ある男である。一日のスケジュールは完璧。社会人になるまでの数年間で己を鍛え上げて有為の人材になるべく、一日も無駄にすることは出来ない。だが、隣に住…

大学生のフユトが、夏休みに実家に帰省し、兄（アキト）の仏壇の前でする独り言です。 はるのさんの声が聴きたくて書きました。 どなたでもお気軽にご利用ください。

大学2年生の男の子が現実逃避しつつ、離島で夏休みを過ごす小学生と一緒に『魔王』を倒しに行くお話です。

700文字ほどの詩です。初めて書いた詩です。

【あらすじ】 「作者の気持ちがなんで先生には分かるんですか？」 桜下小学校６年C組の教室、出席番号１番、天河大翔（アマカワ　ヒロト）の放った一言に担任の勇者先生こと、竜崎由志…

高校最後の夏。祖父が倒れた事により共働きの両親に代わって田舎に帰る隼人はそこで出会った歩夢に一目惚れをする。しかし、隼人がこの町にいるのは夏休みの間だけ。歩夢のことを知れば知るほ…

昔は魔法に憧れていた小学５学生の栗本彰と大峰里琴。二人が輝く光を追って最近閉店した店に入ると、魔女の住む世界へと繋がっていた。驚いた拍子に、二人は世界を繋ぐドアを壊してしまう。 …

新たに中学生活を送り始めた奈緒に、三人の男の子が話しかけてくる。自分の持つ超能力をもらってほしいと言う。選べるのは一人だけ。返答期限は一年間！ 更には奈緒の周りで妙なトラブルが起…