「眺めた」を含む小説

SNS、インスタリットルのネタを求めて、加奈子と聖子は幽霊が出ると噂の心霊スポット、襲来トンネルに到着した。 外は薄暗く、小雨が降っていて不穏な雰囲気が強まっていた。 加奈子は恐…

主人公の元に届いた一通のメール。そこに添付されていた『未来の日記』はこれから起こることを予言していた。

平安女子っていつでも優雅にホホホ、とかやってるバカリじゃないのよ。 人間関係にイラついたり、同僚と協調したり、イケメン眺めたり、ライブ行ったり、恋人とウフフしたり、日々忙しいワケ…

バイクの単独事故で死んだ友人の3周忌に、私は勝浦の海を眺めながらガードレールに花束を添えた。

「叶えたい夢.....かぁ。」 私は後ろにある月まで体を仰け反らせて伸びをする。 そして、その月の横にあるちっちゃくて、それでいて真っ赤な星と目を合わせた。 「昔一つあったよ。今…

　ほんの僅かな鈍い光さえも決して射すことの無い漆黒の闇が無限にひろがる其の場所で、異類異形の影が無数に蠢いていた。 陽なたの世界からは完全に遮断されたーーーーーー森羅万象に逃れ…

丘の上に、空を眺めていた少年がいた。 主人公の星野舞はその少年が気になり、何をしているのか聞きに行く。 星を見ていたようだった。そして、舞は星を好きになる。 そこから八年が経ち、…

記号ってそんなにじっくり眺めるようなものでもないような。 ２０２４．０７．０７

【あらすじ】主人公が気が付くと、体育館の天井から卒業式を眺めていた。小学校から順に卒業式を見ていると――。 【備考】日常系になります。 ※この作品は「小説家になろう」にも掲載して…

享年27歳。一人の社会不適合者が命を絶った…… 数多のネット小説にあるように、異世界に転生した筈だったが目が覚めた時には洞窟に閉じ込められていた。 しかも人間ではなく、夢魔の…

　東条　瑠夏（とうじょう　るか）はごく普通の女子高生であった。他人と違う点と言えば、艶やかな長く真っ直ぐな黒髪が自慢だということと、見目麗しい美少女であるということ。あとは陸上部…

1.臭わぬと　目を引く色で　書かれども　苦き味する　我は虫やむ 2.うすら白む　真夏の雲と　朝露や　一番蝉の　声響きたる 3.深夜4時　車に揺られ　ラジオ聞く　雑なお題に　くっく…

外の景色を眺めながら、思いついたことを 散文にしています。 拙い文章を読んでくださったなら、心から感謝致します。

とある晩の雨が降る前に、青年二人は土管に腰掛け、片やマッチの灯りを、片や青年の横顔を眺めていた。

　ヒーローに憧れていた女子高生の舞那はある日、神を自称するボクっ娘アイリスと出会い、怪物と戦う戦士、"色彩少女"となる。 　姿を変えて戦う色彩少女が敵対する怪物は、平行世界からや…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門応募作品

マッチ売りの少女は、マッチの火を眺めて、暖かいストーブや鳥の丸焼き、クリスマスツリーを見つけたという。では、物語売りの青年は、自作を燃やして、何を眺めたのだろう？

好きな食べ物も映画も全く違う。会話も、弾み出したと思ったらすぐ途切れちゃうし、、、。 あの子と僕には違うところが多過ぎる。 二人を阻む壁がいくつもあるように思えて気が滅入っちゃう…

春が、訪れるといつも公園の一角に座って桜の花を黙って眺めているおじいさんがいました。そしてそのおじいさんの闇の過去とは。