万葉集の時代から存在し、時代ごとに移り変わって行った短歌、平安女子を身近に、そして鮮やか面白く浮かび上がらせた作品です。内容はご覧になってのお楽しみ…
当方、何も知らない。無知は罪である。知っていることと言えば服装や、ちょっとした仕来り?というところ。もう漫画の知識しかない。ということで、詩しか書かない何も知らない当方が選んだ句はこちら『法華八講辛気臭いと?このアツさ 講師熱唱気分はフェスよ』宮仕えの方々はイベントにでも……と思ったら一日中フェスするんですね!マジ平安!何も知らない自分でも楽しめた平安女子事情。一回見たら、ハマること間違いなし。
十二単(ひとえ)を着てたって、中身はやっぱり、ただの女子なんです。 悩むこともあるし、腹が立つことも、嬉しいこともある。 美形男子が好きだし、恋人とイチャイチャしたい。 短歌でサクッと見て、彼女たちの生態を観察しましょう。 御簾(みす)の内側、のぞいてみてね♡
ポップな平安ものは時々見かけますが、それを和歌でやっている作品には初めて出会いました。平安時代の女の人達の価値観をあえて現代語で和歌にするというのが新鮮で、読んでいて面白かったです。御簾の内でキャッキャしている女性たちを想像すると、今の人々と根本的には何も変わらないのかもと、微笑ましくなりました。