「勝手 短編」を含む小説

俺の名前は若松空牙(わかまつくうご)。内気で根暗陰キャとよばれている高校生だ。ある日俺がトイレに行っている隙に、友達の田中龍馬(たなかりょうま)が俺の携帯で嘘告白をしたらしい。な…

気づいたら異世界にいた主人公，柊歌仙． 経緯はわからないが，どうやら異世界転移したようだ． だが，転移した歌仙は普通ではなく，最近やっていたゲームの勇者の力を宿していた！ この…

アニメのキャラクターが命を手に入れた時代。キャラは勝手に動き出し、シナリオという運命に逆らい始める。そう、強引に。

作者の育った県、兵庫県。 大阪でもない、京都でもない。三都物語の三都目は、神戸ですか？奈良ですか？ そこにいるから分かる独自の偏見を、ほぼ1行でお届けします。 注)あくまで、…

ある夜、死神が壁から現れる。 上半身だけ。 そんな死神との夜更かしが始まる。 「もう寝ますね。死神様には申し訳ないですが、明日も仕事なので」 「死神は今が仕事中だ！　おい、勝手に…

築34年のマンションに引っ越してきた田中正司は、引っ越し初日からいろいろと違和感を感じていた。 勝手にものが移動してる。 勝手に食器が洗われている。 勝手に風呂が沸いている。 朝…

当作品は芸人さんおよびそのネタとは全く関係ありません。あらかじめご了承ください。 お笑いが好きすぎてネタを書いてみた折、芸人の方々と比較して自分には何のキャラもないことに気づき…

好奇心旺盛で勉強好きな西山明(にしやまあきら)とどこか気怠げな三好洋太郎(みよしようたろう)は、いつも通りの昼休みを送っていた。すると、ある日西山に一つの紙飛行機が当たったことを…

三ノ輪の長屋に、お化けのような年増の安女郎を並べ、いい商売をする三太郎という乾物問屋の主がいた。 そこへ、若くて別嬪で品のいい女が、女郎志願にやってくる。 三太郎の俳諧仲間の俊吉…

ｼｮｳﾓﾅｲ人間ﾉ、日記ﾄ人生観ﾆﾂｲﾃ 私利私欲ﾉﾀﾒﾆｶｸﾖ!!!

　倭国にある雅華神社、そこには霊力の取り込みや呪術行使の為に効率化された際どい巫女装束に身を包む巫女達が住んでいる。きわどい巫女装束から露出する彼女達の肢体は、見る者達を魅了する…

　今年もKACの季節がやってきたと言うのに、今回から賞金とか皆勤賞はリワードで支払うだって？　冗談じゃない！　それじゃ頑張って書いてもプログラムに参加していないオレっちには何に意…

「――それじゃ、周防先輩。お元気で」 春。駅前のマックにて。 私は才色兼備な美少女生徒会長と出会った。 執拗にしなしなのポテトを勧めてくる彼女が語る、失恋という名の惚気トー…

　大正市郊外の小さな山、人呼んで『犬山』。 　６月あたりから、その犬山で植物が過剰に繁殖しており、近隣に住む子供たちの間では、『勝手に増える魔法の種がある』と噂になっている。 　…

俺、サトル。 サラリーマンをやっている。 ある日、政府関係者と名乗る若い人間が俺に接触してきて、俺はこう告げられる。 「あなたの遺伝子は人類にとって優先的に残すべきものと判断され…

初めに犬が死んだ。 次に、ひとが死んだ。 同じ仏滅の日の同じ時刻に、別々の場所で四人の男女が心中！ 寛政江戸の不可能犯罪にお役者目明し浮多郎が挑む。 「東洲斎と洒落斎、ふたり合…

あらすじ 時は2222年。「〇〇しないと出られない部屋」に人を閉じ込めて、その様子をモニタリングする番組が流行っていた。そんな折、レズのバリタチ藤枝都築（ふじえだつづき）は目が覚…

「拙者売ります」の看板を首から下げた牢人が、入谷鬼子母神の境内に座っていた。上野の質屋の後家が、この牢人を買ったことから事件が起こる。 東洲斎と洒落斎、ふたり合わせて写楽だぁー。…

引きこもりのアキと、クラスメイトのユイ。二人の最初で最後の一日がはじまる

東洲斎と洒落斎、ふたり合わせて写楽だぁー。 そんなふざけたことが言えるのは、東洲斎写楽の素性が不明だからです。 片割れの東洲斎は、抜刀術の達人でのんだくれ、枕絵師のニヒルな牢人・…