「ショタおね」を含む小説

　身に余る超能力と胸を持つ里見透には超能力を以てしても解決出来ない悩みがあった。非力で無力な彼女ができることはただ静かに時間が過ぎることを待つのみ。 　歪でありながらも平穏な日常…

始まりの国の王子。 そう言えば本来なら無条件に頭を下げられるべき人、それが僕フィリップだ。 だけど、僕は身罷ることを計画されるくらいに冷遇されていた。 父親である国王陛下もそれを…

麗しの美少年に育った幼馴染は、たった十二年でその生涯を終えた―― その後、私は結婚の約束をした彼氏を連れて実家へ帰省した。そこで私は、在りし日の幼馴染の姿をした、「池のヌシ」と名…

1999年4月。閉店間際の喫茶店に現れた少年。“役目”を果たそうとする彼に、匿う女はとある想いを投げかける。ある春の宵を描く短編。

父である魔王を復活させようとする魔族の姫。 魔王復活の生け贄に拐われた家族を救うため、旅立つ勇者の子孫たる少年。 様々な挫折を味わい、思い通りに行かない現実にうちひしがれた二人が…

雄々しさを欲する少年、異能の存在との出会い、変容する身体、花の少女達、そして──魔女。 その旅路は呪いか、祝福か。蝶のように有耶無耶に、蜂のように遮二無二と、蜜を求めて彩りをひた…

　部下の報告を聞き早速テレポートして遠くから様子を伺う魔王様。どっちだ、どっちなんだ。このシャボン玉は辛い方のシャボン玉か？　楽しい方のやつか？ 　異世界人が世界を荒らす中コツ…

童貞ニートの誠二郎を見かねて、母親が一人の娼婦を斡旋する。 彼女の名はハツ。御年155歳にして現役の娼婦だった。

　僕の住む家の向かいには、古い廃墟の館がある。ある日そこに不思議な女の人が引っ越してきて、ひょんなことから家に招かれてしまった。ロリィタファッション、アンティーク、美しい絵画や…

　ショタとシスは二人で旅をしている。 　他人から見れば、姉と弟のように見える2人。 　実は元婚約者で……？ 　そんな2人が、盗賊を殺して生きていく物語。 不定期更新中(20…

【完結済み】飛び散る血飛沫！　舞い散る臓物！　空を切り裂く手斧の切っ先！　世はまさに、大殺し屋時代！　褐色の肌の大女にして世界を股に掛ける裏稼業のならず者、非合法組織『大隊』の執…

　ひとりでもできるもん、ちぢめて「独り者《ソロモン》」 　この星のこどくなこどくな生き物――教室の片隅に、公園の木陰に、図書館の暗がりに……世界中のいたるところでその姿を見ること…

最後の一文に作者が言いたいことが詰まっています。 ※本作はカクヨム公式企画「KAC2021」のために書き下ろした短編です。お題「尊い」

戦争の惨禍によって、住んでいた村が全焼し、家族も友達も何もかも失ったユウは、ある男に命を助けられる。その男の家族になることになったユウは、彼が執事として仕える伯爵家に彼もまた、仕…

人形作りに不要な器官は全て捨て去り、脳みそと脊髄だけとなって7000年間人形を作り続けた男、ベル・メルハンス。 義腕を50本ほど駆使して毎日人形を作り続け、偶に脳みそに直接ドラッ…

中学時代、背が小さくて女の子みたいな顔がコンプレックスだった高柳弘人はサッカー部で運命の人と出会う。 明石先生と禁断の恋に落ちた高柳は三年間、彼女が望む「可愛い高柳弘人」を演じ続…

師匠は弟子に対して恋心を寄せていた。けれどのその恋は実らなかった。弟子は一人の女と駆け落ちをした。そうして数年後もう1人の弟子ができる。 師匠の知らないところで弟子と弟子の戦いが…

ソルドレイド家第三王子ルークは、１０歳の時より10歳年上の女師匠の元で剣の修行を積んでいた。 王家にこだわりがないルークは結婚できる１５歳になったら、師匠へプロポーズをしようと…

今ではない、いつかどこかの霧の街。 金髪に黒い瞳の美少年、デリは夕餉の支度をすませ祖父の帰りを待っていた。帰宅した祖父は言う。 もし明日の朝までに戻らなければ《シリアナ》の女王に…