「み」を含む小説

　私は途方に暮れていた。涙が、頬を伝っているのもわかっていたけれど。何もかもどうでも良くなって、ただ座っていた。 私は結城澪(ゆうき　みお)二十五歳。 二年間付き合っていた彼氏に…

　フィクションになります。登場している人物や団体は実在するものと一切関係ありません。 この作品はカクヨムで何度も書いていますが、新たな挑戦で書き始めました。 台詞が主体になるので…

『あの不動産屋は何処に消えた！』から連綿と続く物語。 渡米して９年。ルナは双子を生んで一気に5人の子持ちに。 そんなカズとルナの間に危機が訪れた！ うまく回避できるのか？

高校３年生になったばかりの宮部（みやべ）は、同級生である琉花（るか）に長い間想いを寄せ、告白するタイミングを探していた。 そんなある日、「私さ、将来ヒモになりたいんだよね」と零す…

コンテストの応募を無事終えた後も、短歌熱がさめず、書いてみましたが、やっぱり難しいものです。 お読みいただき、ありがとうございます！

毎年、おみくじで運試しします(*‘ω‘ *)

エアコンと網戸が完備されている日本の部屋は天国だと、心の底から思っている人間が書きました。 登場人物の性別はご想像にお任せします。 ※X（Twitter）で見かけて参加してみた…

その劇場には幽霊がでる。 小さな男の子の幽霊が。 母の日に、亡くなったお母さんには白いカーネーションを贈るけど、亡くなった子供から贈られるカーネーションの色は何色だろう？ そ…

幻想的な短編小説を書いてみました。 楽しんでいただけたら幸いです。

【児童小説コンテスト最終選考まで残った作品】 ある日、ロロ宛に、一通の不思議な手紙が届いた。それは、応募した記憶のない『夜間旅行』当選のお知らせだった。ロロは、これはイタズラ好…

アビエントラントの女騎士カリンは、敵対する種族の崇める邪神を倒し、一躍国家的英雄となる。 しかし、邪神はとどめを刺される寸前、自らの魂を分離して異世界に逃れていた。 新たに邪神討…

今の心境を詩にしたためてみたのら。 ………………でも寝ぼけながら公開していた詩なのであまり深刻に受け取らなくていいらしいですぞ。

バレンタインデーに鎌ちゃんと恋人になってしばらく。強引に頼み込んで恋人になってもらったのだし、同じ思いを持ってくれているとまで思っていたわけじゃない。でも約三か月。ちょっとは鎌ち…

リハビリ的に書いてみた火の精霊が凜々しいだけの掌編です。 人型サラマンダーいいよね。 恋愛ものがはじまりそうですが、そこはそれぞれの頭の中で補完してください。 主人公の性別は好…

当初６歳の息子がスケボーを始め、一緒にやっているうちに自分自身も夢中になった、でも息子の上達には引き離されたばかり……そんな父親の五七五エッセイです。 季語の有無は問わないとのこ…

【あらすじ】 古来から伝わる呪術、狗神を使い妖怪退治を生業とする犬神家という一族がいた。 その内の一人、ちょっと気弱な女子高生の『犬神　狛(いぬがみ　こま)』は、一族が認める退…

✿つばさ文庫とは毛色が違う気がしなくもないけれど！　つばさ文庫大好きな娘用に書いた作品だから勇気を出して応募してみました！！（頑張ってルビ打ちもしたしね・笑） 子ども達にファンタ…

傷物令嬢と呼ばれて社交界から逃げるように生活していたミア。結婚なんて諦めていたのに、降って湧いたように第二騎士団の若き副団長セシルから求婚の手紙が届く。 絶対裏があるに違いない。…

毎週土曜日 6:02分更新 坂城　功　 彼には物心つく前から、霊や人にあらざるものが『視えて』、『触れて』、『会話できる』という人間だった。周囲との認識の齟齬という問題を抱えて…

県立下野谷高校に通う主人公、富士見恭太（ふじみきょうた）は、とある理由で住む家をなくした。 路頭に迷っていたそんな時、手を差し伸べてくれたのはなんと担任教師の菅沢穂波（すがさわほ…